優良ブリーダーvol.1 黒沼ブリーダー
夢は純血を超えた可愛さを持つミックス犬を作り出すこと 栃木県
黒沼 / ブリーダー
取扱犬種 | トイプードル、チワワ(ロング)、ポメラニアン、マルチーズ、カニヘンダックス、ペキニーズ、豆柴 |
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犬舎面積 | 500㎡ |
注目ポイント
- 500㎡以上の広々とした犬舎
- 社会性をはぐくむ子犬期の過ごし方
- 親犬に負担を掛けないブリーディング
施設情報
黒沼ブリーダーからのメッセージ
子犬たちの過ごし方で気を付けていることは?
授乳期は常に母犬と一緒に過ごさせています。人間と同じで赤ちゃんのうちはできるだけお母さんと一緒に過ごさせてあげることが、 心身の健康にとって重要だと考えています。 また、授乳期が終わっても、一緒に生まれた兄弟と同じサークルで過ごさせています。そうすることで社会性が身につきますし、犬同士の遊び方や力関係を学ぶのです。健康管理は、日々の体重と便のチェック、そしてフード量の管理で行っています。 また、顕微鏡を用いて、粘膜や便内を観察し、皮膚疾患や寄生虫の有無も調べます。 専属の動物病院が2か所あるので、何かあった際はいづれかに足を運び診察をしてもらいますし、犬舎に来てもらうこともありますよ。
ブリーディングを行ううえで大切にしていることを教えてください
何といっても親犬の身体に負担をかけないことです。 どうしても小型犬というと、身体が小さいこが好まれますし、高値で取引されるのですが、うちの犬舎では体が小さい子には出産させません。男の子より女の子の方が体が大きくがっちりした子が多いですよ。身体が小さいとどうしても出産に負担がかかり、命を落とす危険があります。 また、生まれてくる子犬も小さすぎて、健康に問題を抱えているリスクも高いのです。 犬たちも生きているので、人間本位でとにかく小さければいい、というような風潮は理解できないですし、そのようなブームがなくなればいいと思っています。
これからペットをお迎えする方へのメッセージ
うちは飼育頭数が多いので、その分、衛生管理には非常に気を遣っていますし、今まで扱ってきた頭数が異なる分、ほかのブリーダーさんとはノウハウが違うと思っています。 ブリーディングに関してのみではなく、飼育環境やフード、使用する薬などについても知識は相当蓄えており、常に犬たちにとってよい環境を整えられているか、自問自答しながらこの仕事に取り組んでいます。僕たちはブリーダーではありますが、良質な子犬を生ませることだけではなく、大前提として、すべての犬を大切にすること、愛情をかけてお世話をすることを一番大切にしています。 なので、犬をお迎えしてくれる方には、とにかく大切にしてほしいという思いだけです。何度経験しても、子犬たちを送り出すときはやっぱり悲しい思いになるんです。生まれた瞬間から見ていますし、毎回寂しい思いを抱きながら送り出しています。どうかこれからお迎えする方には、生涯を通じて愛情を注いであげてください。
黒沼ブリーダー出身の卒業生紹介
チワプー
アプリコット / ♀
チワ柴
赤 / ♀