【ペットのお悩み相談室】ボール遊びの方法について教えてください

しつけ・お悩み 2023.12.21

ボール遊びの方法について教えてください

やんちゃ盛りのポメラニアンの男の子と暮らしています。散歩だけじゃ体力が有り余るのか、室内でもおもちゃを持ってきて遊べと急かされます。

エネルギー発散のためボール遊びを行いたいのですが、いまいち遊び方が分からず。愛犬とボールで楽しく遊ぶ方法を教えてください。(ポメラニアン 7か月)

ドッグトレーナーの回答

「ボール遊び」は、ワンちゃんの運動不足解消やストレス発散に効果的な遊びの一つです。また、動くボールを獲物として認識するワンちゃんにとっては、本来の狩猟本能が満たされるとともに、集中力を鍛えることにも繋がります。

ボール遊びというと、飼い主さまが投げたボールを取りに行かせる単純なもの、と思われがちですが、実はボールを使ったゲームは様々あります。

ワンちゃんを飽きさせないように、色々な遊びにトライしてみるとよいですね。

ボールを使った遊び

取ってこい

「とっておいで!」の掛け声で飼い主さまがボールを投げて、ワンちゃんに持ってこさせる、最も基本的なボール遊びです。

ボールキャッチ

飼い主さまが投げたボールを、地面に落ちる前にお口でキャッチさせます。高くジャンプすると腰を痛める危険があるので、低めに投げるようにしましょう。また、重いものや硬いものは不向きです。軽さがある布製のボールを使いましょう。

複数ボール

一度に複数のボールを一斉に投げて、好きなボールを取りに行かせます。その日のお気に入りがあるのか、やけに一つのボールに執着したり、無理に複数を咥えようとして頭を使っていたりなど、そうした愛犬の様子を見るのも楽しいですよ。

探し当てゲーム

お座りで待たせて、飼い主さまがボールを隠します。次に「探せ」のコマンドで犬達は探し始めます。カーテンの裏側や扉の陰など、最初は簡単な場所から始めてください。最初は飼い主さまの意図が分からず戸惑った様子を見せながらも、笑顔で見つけ出してくれるでしょう。そうして無事見つけられたら、たくさん褒め、おやつを与えます。

ボール遊びに長いスペースは必要ありません。縦の動きではなく、横の動きが多くとれるようなある程度のスペースを用意しましょう。また、滑って怪我をしたり、足腰を痛めてしまう危険がありますので、ボール遊びを行う際は滑りやすいフローリングの上は避けましょう。カーペットやペット用マットなどが敷かれているなど、滑り止め対策が施されたスペースで遊んであげてください。

ボールは、素材はもちろんのこと、キューキューと音が鳴るものや、中におやつを隠せるものなど、非常にバリエーションが豊富です。愛犬が飽きずに夢中で楽しめるよう、色々な遊び方でワンちゃんを楽しませてあげましょう。


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