飼育説明(ネコちゃん)

飼育説明書 2026.4.1

目次

  1. ペッツファーストについて
  2. 食事の上手な作り方と与え方
  3. 体調管理について
  4. 病気の予防に関すること
  5. 毎日の健康チェックとお手入れについて
  6. しつけについて

1.ペッツファーストについて

私たちは、ペットを最優先に考えます。

私たち、ペッツファーストはペットの健康を心身ともに最優先し、かけがえのない命を扱う会社としてすべてのペットに対して責任を持ちます。 お客さまにペットと暮らす幸せを提供すること、扱うすべてのペットに最良のオーナーを見つけること、そしてお客さまとペットがかけがえのない絆で生涯にわたり結ばれることが最高の幸せであると考えています。

ペッツファーストでは本格的な感染症予防に取り組んでいます

子猫の時は病気への抵抗力が低く、感染症などのリスクが高まります。そのため、ペッツファーストでは全頭ブリーダーさんからお預かりした後、ウェルネス管理センターで専属の獣医師による「感染症予防対策ドクターズチェック」と現在の「健康チェック」を行い、クリアしたネコちゃんがお店にやってきます。

ドクターズチェック項目について

環境省HP

飼い主の皆さまへ

知っておきたい飼い主の責任と義務

人と動物の歴史は古く、猟犬や番犬、使役用の牛馬などの畜産動物、さらに愛玩用に飼われるペットのように、様々な形でかかわり合いを持ってきました。なかでも、ペットについては、近年、生活に潤いと喜びを与え、心を和ましてくれる存在として、人と動物のかかわり合いは以前にも増して深く、強くなってきています。その一方で、ペットの虐待事件が社会的にも注目されたり、飼い主の不適切な飼い方がもとで、周囲の人への迷惑や危害を与えたり、あるいは無責任な飼い主によるペットの遺棄が後を絶たないなどの問題が起きています。

飼い主になられた皆さまは、「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づく、多くの責任を持つことになります。

ペットは飼い主を選べません。愛情と責任を持って飼いましょう。

動物を飼うことは、動物の命を預かることです。猫の平均寿命は12〜15年と言われております。動物の気持ちになって愛情を持って世話を行い、飼っている動物の愛護や管理に対して大きな責任を持ちましょう。人と動物が共生できる良い社会の実現のため、ご理解とご協力をお願いします。

ペットの責任はあなたの責任です。しつけと愛情は欠かせません。

飼い主のモラルが問われています。近隣や周囲の人に迷惑をかけることはなく、楽しく快適にペットと暮らすためにも「しつけ」は欠かせません。

ペット動物の取り扱い等に関する法律について

動物愛護の適正な管理を進める法律として「動物愛護及び管理に関する法律」が制定されています。社会状況の変化に対応するため、令和元年6月に改正施行され、飼い主責任の強化や動物取扱業の規制強化、危険動物の飼育禁止、虐待や遺棄に対する罰則の強化等が行われました。

法律に基づく飼い主の責任と義務

以下のことが、法律に基づいて飼い主の義務として定められています。
❶ 命あるものである動物の飼い主としての責任を十分に自覚し、その動物を正しく飼うことにより、動物の健康を守り、終生飼養に努めなければならない。
❷ 人に危害を加えたり、迷惑等をかけないよう努めなければならない。
❸ 動物による感染症について、正しい知識を持つように努めなければならない。
❹ 犬猫の繁殖業者等にマイクロチップの装着・登録を義務づけ、登録を受けた動物を所有した者は変更届けを出さなければならない。
❺ 不適切飼養において、都道府県知事などが指導・助言、立入検査ができる。
❻ 適正飼養が困難な場合の繁殖防止の措置を講じなければならない。
❼ 特定(危険)動物を愛玩目的で飼ってはいけない。
❽ 動物殺傷罪等の厳罰の強化(例:みだりに殺傷した場合の罰則上限:懲役5年または罰金500万円、虐待や遺棄をした場合の罰則:懲役1年または罰金100万円)

ペッツファースト公式HP

2.食事の上手な作り方と与え方

ネコちゃんは現在成長期です。お母さんの母乳に負けないくらいの栄養価の高いお食事を食べさせることが健やかに発育するために必要です。ご案内するお食事は、今まで食べていたお食事なので、ネコちゃんにとって抵抗が少ないだけでなく、高い栄養価と免疫機能の正常な発育を栄養学的にサポートします。1歳になるまでは、お食事を変えることに胃腸が敏感に反応する時期ですのでお店で与えているごはんセット・お食事セットを与えてください。
特に小さい子をお迎えされたお客さまへ 標準サイズの他の子に比べ、特に小さい子は気をつけて飼育をしていただかないといけない事項があることをご理解ください。チェック項目を確認してください。

食事の回数と量の目安

身体が小さい時期は、一度に多くの量を食べることや、消化吸収を上手に行うことが出来ないため、1日に必要な栄養を小分けにして摂取することを推奨しています。また、空腹時間をなるべく短くすることで、子猫の時期に気を付けたい『低血糖』への配慮にも繋がります。下記の給与量を目安にし、その日の運動量や体重等の個体差、給与カロリーなどに合わせて、量を調節して与えてください。

ドライフード

ウェットフード

飲み水の回数と量

100mlのぬるま湯を給水器またはボウルに入れて、アクアグリーを1袋(4.8g)を溶いて与えてください。1日1回お水は交換してください。

イムノファースト for cat

ニュートリデンス

フードの切り替えについて

ウェットフード+ドライフードからドライフードのみへの切り替え時期には個体差があります。歯や胃腸の発育状態により前後しますが、2回目のワクチンを目安に徐々に切り替えを行います。1週間から10日かけて、少しずつウェットフードの割合を減らして調整していきましょう。

食べさせてはいけないもの

人間の食べ物は肥満や糖尿病、腎臓病、アレルギー、中毒等の原因になりますので与えないでください。もし、食べてしまったら、動物病院に連絡をして獣医師の指示を仰ぎましょう。

3.体調管理について

痩せすぎ、太りすぎにしないために ※健康に育てるためには、痩せすぎ・太りすぎはよくありません。

成長のために多くのカロリーを必要とする子猫に与える量を制限したり、喜ぶからといってフードを与えすぎたり、おやつは別腹などと思っていませんか?カロリーの必要量はライフステージや体重によって異なります。ネコちゃんが1日に必要なカロリーは体重によって変化します。また、同じ体重のネコちゃんでも、ステージによって必要なカロリー量は変化します。多くのフードには、カロリー表示とともに、与える目安が表示されていますが、同じ量を食べても太らない人や太ってしまう人がいるように、ネコちゃんも個体差によって必要なカロリー量が違う場合があります。
※目安だけに頼らず、散歩等の運動量、体調などを良く観察して与える量を調整しましょう。

ボディコンディションスコア(BCS)について

ボディコンディションスコア(BCS)は見た目と触れた状態から、体型(特に脂肪の付き具合)を5段階で評価します。なお、現在の体重とBCSから理想体重を求めるには、獣医師に診てもらうことをおすすめします。
肥満を防ぐには、適度な運動と食事管理が必要です。おやつやごほうびを与えることは、ネコちゃんとのコミュニケーションをとるひとつの手段ですが、おやつは1日に必要なエネルギー量の20%以内を目安にし、与えた分だけ主要な食事の量を減らすようにしましょう。なお、本格的なダイエットが必要な場合には、必ず獣医師の指導の下で行うようにしましょう。

体重を測定しよう

体型の微妙な変化は見た目からでは、なかなか気付きにくいものです。そのため、日頃から体重を測定しておくことが重要です。(週1程度がおすすめです)ネコちゃんを抱いて体重計に乗り、体重を測定した後に、飼い主さまの体重を引き算するとネコちゃんの体重を測定する事ができます。

おうちに早くなれるための飼育方法

ネコちゃんがおうちにやってきてからの2週間は環境に慣れるまで、飼い主さま同様ネコちゃんも緊張や不安を感じる時期です。体調管理には十分に気を付けてあげてゆっくりと休ませてあげてください。子猫の時期は成長期にあたるため、長い子で1日20時間寝る子もいます。サークル内で寝るように習慣化していきましょう。

おうちに来てから…

特に1日目はゆっくり寝かせてあげましょう。
【※おうちセット取扱店舗のみ】
ネコちゃんがおうちにやってきてからは、サークルが届くまで、おうちセットご購入の際にお渡ししている、専用のおうちBOXに入れて生活させてください。

サークルが届いたら…

サークル内には、ベッド、トイレトレー、給水器、爪研ぎを設置してください。サークル内で生活することは新しい環境に慣れ、トイレや 鳴き癖、留守番の練習を兼ねています。ネコちゃんにとって安心できる居場所を作ってあげてください。

おうちに慣れてきたら…

おうちに慣れてきたら、サークル内での生活をメインにしながら、1回10〜15分など時間を決めてお手入れや遊ぶコミュニケーションの時間を作りましょう。おうちにきて2週間が過ぎたら、コミュニケーションの時間と場所を少しずつ伸ばしていってください。

温度調節について

子猫は体温調整が苦手です。体温を保つことは小さい子には体力消耗につながります。冷たい空気は足元に溜まりますので私たちの「くるぶし」辺りで感じる温度に気を付けてあげてください。(適正温度:25℃前後 / 適正湿度:50%)

遠赤外線マイカヒーター

温湿度計

なぜサークルから出すの?

サークルはネコちゃんがゆっくりと休む場所です。コミュニケーションの時間にネコちゃんと遊ぶことで、子猫の脳と体を疲れさせることで夜にぐっすりと寝てくれるようになります。

いつ出すの?

飼い主さまの動きを目で追っていたり、起きていて落ち着いていたら出してあげましょう。
目安 1日3回・1回10〜15分程度からはじめて徐々に時間と回数を増やしていきましょう。褒めて出してあげましょう。
どこに出して遊ばせたらいいの? 飼い主さまが床に座った状態の低い場所で遊ばせましょう。ソファーなど高さがある椅子などに登ってきた場合や狭いところに入り込まないように、目を離さないようにしましょう。

どう遊ぶの?

❶ネコちゃんの年齢やサイズにあったおもちゃを用意しましょう。

誤って飲み込むことがない、簡単には壊れない耐久性のある丈夫なおもちゃを選びましょう。

❷飼い主さまと遊ぶおもちゃを用意しましょう。

ネコちゃんと飼い主さまが一緒に遊べるおもちゃを用意し、猫じゃらしなどで一緒に遊んであげましょう。

どのタイミングで戻すの?

疲れていたら・遊びに飽きていたら、狭い場所や危険な場所に行く前にサークルへ戻してあげましょう。

サークルから出す際の注意点について

Q.食欲・元気がいつもよりもないかも?

A.食欲やウンチの状態など体調に不安がある場合は、サークルから出さずに安静にし一度獣医師に相談しましょう。

Q.噛んではいけない物を噛んでしまう…

A.電気コードなど隠せる箇所は隠す、ケーブルカバーを使用しネコちゃんが噛まないように事前に準備をしましょう。ネコちゃんがイタズラしないように片付けるなどの対策を飼い主さまが行いましょう。また、ネコちゃんは高いところを好む傾向があるので、落とされて困るものとか大事なものは引き出しなどの中に片付けておきましょう。
(特に気を付ける物:ゴミ箱の中/カバンの中/観葉植物/ピアスなどのアクセサリー類)

Q.どれくらい遊んでも良いの?

A.自分の体力以上に遊んでしまうことがありますので、まずは10〜15分くらいから時間を決めて遊びましょう。

Q.子供とネコちゃんが遊ぶ時の注意点はありますか?

A.ネコちゃんもお子さまも予想外の動きをする事があります。小さなお子さまがいらっしゃる場合は、飼い主さまがお子さまとネコちゃんどちらにも十分に注意し遊ばせましょう。また、ネコちゃんは狭いところに入り込んだりすることがありますので、飼い主さまはネコちゃんから目を離さないように見守ってあげましょう。

子猫の気をつけるべき症状について

下痢や嘔吐について 子猫の時期は食事の回数も多いので、1日数回に分けてウンチをします。ウェットフードに水分が含まれているため、形はありますが柔らかいウンチが出る場合もあります。下痢や嘔吐が続く際は、かかりつけの獣医師にご相談いただき、ペッツファーストまでご一報ください。出来れば、病院へウンチを持っていきましょう。

下痢や血が混ざったウンチが出る場合の主な原因

ストレス 新しいおうちに行くと環境の変化のストレスで通常よりウンチが柔らかくなったり、多少血が混じることがありますが、食欲と元気があれば数日で治まることもあります。

下痢や血が混ざったウンチが出る場合の主な原因

寄生虫

母猫から感染することがあります。ペッツファーストでは獣医師の指示のもと全頭駆虫プログラムを行っておりますが、個体差により100%でない場合があります。また時期によって、おうちで駆虫された虫が便に混じり、軟便や下痢になる場合があります。下記は、子猫で下痢を引き起こす代表的な寄生虫です。

コクシジウム 様々な動物に寄生する寄生虫です。小腸の細胞に寄生し、増殖することによって、特に子猫で下痢を引き起こします。
ジアルジア/トリコモナス 小腸の細胞に寄生し、トリコモナスは結腸や盲腸に寄生します。いずれも、成猫では無症状ですが、子猫では下痢の原因となります。

腸内細菌バランスの乱れ

腸内細菌には大きく分けて、善玉菌と悪玉菌があります。善玉菌は、免疫力や抵抗力を高め、消化を促進するなど健康維持に欠かせません。一方、悪玉菌は腸内で有害物質を作り、腸を傷つけたり、身体にとって悪い働きをします。子猫はまだ善玉菌と悪玉菌のバランスが乱れやすい時期です。下記は、子猫で下痢を引き起こす代表的な細菌です。

カンピロバクター(らせん菌) 形が特徴的ならせん状の細菌です。様々な動物が保有し、多くの場合、無症状ですが、抵抗力が弱い子猫では下痢・嘔吐などの原因となります。
また、人では食中毒の原因となりますので、ウンチは速やかに片付け、手の消毒はしっかり行いましょう。
嘔吐の場合、食欲と元気があれば基本的に心配はいりませんが、複数回嘔吐する場合は無理に食事や水を与えないでください。このような症状が続く場合は、脱水症状を引き起こすことがありますので、上記同様かかりつけの獣医師にご相談いただき、ペッツファーストまでご一報ください。

咳やくしゃみについて

一般的には鼻や気管などの呼吸器に炎症や刺激がある場合は咳、くしゃみなどの症状が出ます。炎症や刺激の原因は細菌感染、ウイルス感染、アレルギーなど様々です。子猫の時期は免疫力が低い為、何度も咳やくしゃみが出たり、大量の鼻水が出る場合があります。症状が出ている場合は動物病院を受診しましょう。

4.病気の予防に関すること

子猫は生後約2カ月頃からワクチンを接種する必要があります。ワクチンはネコちゃんを危険な感染症から予防するワクチンですので、きちんと接種しましょう。

混合ワクチンについて

ネコちゃんの混合ワクチンは生後57日以上で1回目の接種を行なっております。生まれた年は3回の接種が必要です。

※動物病院やトリミングサロンなどをご利用の際に証明書の提示が必要になることがありますので、失くさないように保管ください。

混合ワクチンで予防できる伝染病の種類

フィラリア予防について

フィラリア症は、蚊によって媒介(ばいかい)される病気です。生後8週齢(2カ月)を過ぎてからフィラリア予防を始めましょう。地域によって予防期間が異なりますので、動物病院に相談しましょう。

ペッツファースト動物病院一覧

ノミ・ダニ予防について

避妊・去勢について

避妊・去勢をすることにより、発症率が低くなる病気があると言われています。将来的に、繁殖を考えていない場合は、手術費用のことなどを含め、動物病院へご相談ください。

飼い主さまとネコちゃんの共通感染症

5.毎日の健康チェックとお手入れについて

ネコちゃんがずっと元気で健康でいられる様に、スキンシップをとりながら健康チェックをしてあげてください。

お手入れの頻度と方法

耳そうじ

【毎日観察、毎日から週に 2〜3回程度】※猫種・個体によります。

目周りのケア

【毎日〜周りの汚れ具合によります】

デンタルケア

【毎日お手入れしましょう】

グルーミング

【毎日お手入れしましょう】

爪切り

【週1回〜爪の伸び具合によります。】

シャンプー

ペッツファーストトリミング一覧

6.しつけについて

トイレ

爪とぎ

キャリーバッグ

鳴き癖

基本的にミャーミャー鳴いたりする際は無視してください。無視をせずに声を掛けたり近寄ると鳴けば飼い主さんは来てくれると勘違いします。

噛み癖

子猫は乳歯がまだ抜けていません。1年掛けて永久歯に変わります。歯茎が痒く色々と噛みたがりますが、大きくなるにつれていずれ落ち着きます。噛んでも良いおもちゃを必ず用意してあげてください。ネコちゃんは噛みながら後ろ足で蹴ってじゃれることもあり、手で遊ぶと飼い主さんの手にじゃれついたり手を噛むようになって飼い主さんがケガをしてしまうことがありますので、必ずおもちゃで遊んであげてください。

ネコちゃんについて

Q.ネコちゃんの叱り方は?

A.ネコちゃんは行動についてほめられたり叱られたりしても意味をあまり理解しないので、「してほしくないこと」をしようとした瞬間やしている最中に、飼い主さまがやったことと思わせずに、一時的に驚かせてその行動を中断させることが効果的です。「その行動をしようとすると嫌なことが起こる」と学習し、次第にやらなくなります。

スプレーボトル カーペットやカーテンで爪をとごうとしたときは、後ろから霧吹きや水鉄砲などで飼い主さまがかけたと思わせないように水をかけると効果的です。
ブザー 行動を起こそうとしているときややっている最中に飼い主さまが鳴らしたと思わせないように、ブザーを鳴らしてみましょう。

Q.急に噛まれた…

A.撫でている最中に、急に噛まれる場合は「もう十分!」「撫でないで」というサインです。ネコちゃんは撫でられて満足すると、それ以上触られることを嫌がりガブっと噛む「愛撫誘発性の攻撃」という行動を起こします。ネコちゃんの様子を見ながら触りましょう。