青みがかったシルバーの艶やかな被毛と筋肉質な体つきが特徴 「シャルトリュー」

猫の種類・生態 2023.04.28

原産国 フランス
成猫時
目安体重
男の子:4.5kg-6.5kg
女の子:2.8kg-4.0kg
被毛タイプ ダブルコート

カラー

ブルー

シャルトリューの色は基本的に「ブルー」1色のみです

目次

  1. シャルトリューの起源
  2. シャルトリューの特徴
  3. シャルトリューの性格
  4. シャルトリューの飼いやすさ
  5. シャルトリューの寿命と気を付けたい病気

シャルトリューの起源

フランスで生まれた猫種と言われていますが、その起源は定かではありません。一説によると16世紀ころにはすでに存在していたといわれていますが、第二次世界大戦後その数は激減し、一度絶滅の危機に瀕しました。その際、ブリティッシュショートヘアやペルシャと交配させることで数を回復し、世界中に広く知られることとなりました。

シャルトリューの特徴

青みがかったシルバーの艶やかな被毛が一番の魅力です。その表面は絹のように柔らかく、まるで羊毛のように密集しています。顔つきは鼻先に向けて細くなっており、ほほ笑んだように見える口元から「微笑み猫」と呼ばれることもあります。色や見た目はロシアンブルーやブリティッシュショートヘアとよく似ていますが、いずれよりも筋肉質でたくましい体つきが特徴です。

シャルトリューの性格

争いごとを嫌い、とっても優しい性格をしています。「犬のような猫」と表現されるように、飼い主さんに忠実で従順な猫です。非常に頭が良くしつけもしやすいといわれています。温和な性格で知られていて、嫉妬をすることも少ないので多頭飼いはもちろん、他のペットと一緒に飼うこともできます。身体能力が高く、飼い主さんと遊ぶことが何より大好きです。

シャルトリューの飼いやすさ

非常に頭が良いことから、初めてペットをお迎えする方におすすめです。鳴き声も小さいため、マンションなどの集合住宅でも飼いやすいです。一方で、もともとフランスでネズミ捕りハンターとして活躍していたこともあり、非常に運動を好む性格です。高いところが大好きなので、背の高いキャットタワーを置いてあげるとよいでしょう。運動不足から肥満になりやすいため、しっかりと遊ぶ時間を作ってあげてください。

シャルトリューの寿命と気を付けたい病気

シャルトリューの平均寿命は12歳~15歳と言われており、平均的であるといえます。また、ペルシャと血縁があることから、先天的に多発性嚢胞腎という徐々に腎機能が低下する病気を発症する可能性があります。目立った症状がなく発見しづらい病気ですので、小さなころから定期的に検査を行うようにしましょう。


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