犬っぽい性格をしているといわれるほど、人懐っこいことで知られる 「マンチカン」

猫の種類 2023.04.28

原産国 イギリス
成猫時
目安体重
3.0kg-4.0kg
被毛タイプ ダブルコート

人気のカラー8種

レッドタビー

レッドタビーホワイト

クリームホワイト

クリームタビー

カメオタビーホワイト

ブルータビーホワイト

ブルークリームホワイト

ブラウンクラシックタビーホワイト

目次

  1. マンチカンの起源
  2. マンチカンの特徴
  3. マンチカンの性格
  4. マンチカンの飼いやすさ
  5. マンチカンの寿命と気を付けたい病気

マンチカンの起源

短い足の猫の存在は、1944年にイギリスで初めて報告されていたことから、マンチカンの原産国はイギリスとされています。その後、本格的に歴史に現れるのは1983年、アメリカのルイジアナ州です。当時発見された1頭の妊娠した野良猫が、保護された後に出産したのですが、その際に生まれた子猫の半数が、短足種であり、そこから短足種の育種が始まったとされています。繁殖された小さな猫たちは、オズの魔法使いに登場する名前にちなんで、マンチカンと名付けられました。

マンチカンの特徴

何と言っても足の短さが特徴です。胴長短足な見た目をしています。マンチカンというと短足な子を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実は足の短いマンチカンは全体の2割ほどしかいない貴重な存在です。足の長さによって名称が異なっており、長い順に、スタンダード、スーパーショット、ラグハガーと呼ばれています。マンチカンには様々なカラーが存在しており、クリームやレッドが一般的ですが、近年3色が混ざった毛色であるキャリコや、光沢がありビロードのように見えるブルー系も人気があります。全体的に丸みのある雰囲気なので、顔だちが可愛い子が多く、成猫になっても幼い雰囲気が残りやすいといわれています。

マンチカンの性格

甘えん坊で明るい性格をしています。犬っぽい性格をしているといわれるほど、人懐っこく飼い主さんのことが大好きです。帰宅時には、お出迎えをしてくれたり、喜んで膝の上に乗ってきたりする子も多いですよ。また、ネコちゃんの中でもトップクラスの知能を持つといわれるほど賢く、飼い主さんの言うことを非常によく理解します。マンチカンのルーツとしてずっと人間とともに暮らしてきたので、人との相性はばっちりです。

マンチカンの飼いやすさ

社交的な性格をしており、すぐに懐いてくれるので、ネコちゃんを初めて飼う方でも心配いりません。とっても甘えん坊なので、ネコちゃんのツンデレに振り回されたい、というよりは、たくさんスキンシップをとりたい!という方におすすめです。足が短いことからジャンプ力も低いので、小さなキャットタワーでも十分!なき声も小さく、集合住宅向きとも言われています。運動自体は大好きなので、猫じゃらしなどのおもちゃで遊んであげるととっても喜びます。小さなお子様の良い遊び相手になってくれることでしょう。

マンチカンの寿命と気を付けたい病気

マンチカンの平均寿命は11歳~13歳と言われており、他の品種に比べると比較的寿命が短いといわれています。なりやすい病気としては、椎間板の圧力を支えられず椎間板が損傷する病気である、椎間板ヘルニアが挙げられます。加齢に伴い発症するので、まずは食事や運動を管理することで肥満にならないよう体重管理することが重要です。また、足腰への負担をかけないためにも、ジャンプや階段の上り下りなど過度な運動を避けることや、滑りやすいフローリングは関節に負担をかけるため、カーペットやマットを敷くなどの工夫をしましょう。また、こまめに足裏の毛をカットすることも重要です。


マンチカン一覧