【ペットのお悩み相談室】ダメやノーの教え方

ダメやノーの教え方
生後半年の子犬です。どんどんやんちゃになってきました。興奮しやすく、オモチャで遊んでいると唸りますし、おやつやお散歩などすぐに飛びかかってきて困っています。全くできません。ダメやノーはどのように教えればよいでしょうか?(ジャックラッセルテリア6カ月)
ドッグトレーナーの回答
ダメやノーについては、してほしくないことをやめさせるための手段です。そのため、極端なことを言えば、叱るよりも無視するほうが愛犬の性格的に効果を発揮するならば、無視を選んだほうが良いでしょう。ダメやノーを教えるときは、以下のポイントに注意して取り組みましょう。
1. タイミングが重要
いけないことをしたその瞬間に、叱るようにしましょう。タイミングが少しでもずれてしまうとワンちゃんは何に対して怒られているのか理解ができません。2. 明確で短い言葉で
ワンちゃんは長くて複雑な言葉の意味を理解することができません。NOでもダメでもよいのですが、短くて端的な言葉をかけるようにしましょう。家族間でも統一しておくようにしてください。3. 声色に注意
いつもより低いトーンで叱ることも大切です。動物は低い音に警戒しますので、褒めるときは高い声、叱るときは低い声、と使い分けるようにしてください。4. 「NO」と「褒める」はセット
NO、ダメと伝えて、”いけないこと”をやめられたタイミングで沢山褒めてあげましょう。 このように、ダメやNOは、お座りやフセなどのような教え方があるわけではなく、適切なタイミングで決まった言葉を掛ける、ということにつきます。上記のポイントに注意し、やっていい事とだめなことをしっかり教えていきましょう。 もし一度その行為を止めたあと、また始めてしまった場合は、再度同じ言葉で、NO、ダメ!と伝えます。そうすれば、何故叱られているのかをだんだん認識するようになりますよ。