小さめながら骨格はしっかり 日本古来の健康的な番犬「豆柴」

犬の種類・生態 2023.04.18

原産国 日本
成犬時
目安体重
4.0kg-6.0kg
被毛タイプ ダブルコート

代表的なカラー3種

目次

  1. 豆柴の起源
  2. 豆柴の特徴
  3. 豆柴の性格
  4. 豆柴の飼いやすさ
  5. 豆柴の寿命と気を付けたい病気

豆柴の起源

日本原産である日本犬の中でも最も人気がある柴犬は古くから人間とともに暮らしていましたが、そんな柴犬の中に体格が小さな犬がいて、それら小型の柴犬同士を掛け合わせ、改良・繁殖したものが豆柴です。小さめの柴犬、という認識の方も多いのですが、血統書団体には柴犬とは別犬種として登録されています。直近2代祖(父犬、母犬、祖父犬、祖母犬)全6頭すべてが豆柴の認定を受けていることが、豆柴と認定される条件とされていて、非常に希少な存在であるといえます。

豆柴の特徴

日本犬なので四季の変化にも強く、小柄ながらがっしりとした体格をしています。骨太で病気になりづらい健康的な子が多いです。豆柴には、赤、黒、白の3種類のカラーがあり、なかでも白は全体の5%しかいないことから、レアカラーとして非常人気が高いです。日本で一番最初に豆柴を販売したのがペッツファーストであり、豆柴の取り扱いについては実績があります。正式に豆柴認定された血統書付きの子のみを、自信をもってご紹介いたします。

豆柴の性格

柴犬のイメージ通り、飼い主さんに忠実な性格です。主従関係を重視しているので、飼い主さんには全幅の信頼を置いており、生涯のパートナーとして付き合っていけるでしょう。飼い主さんに対しては非常に聞き分けが良く懐く一方で、番犬といわれるように警戒心が強く神経質な面もあります。また、我慢強い反面、頑固なところもあるので、子犬の頃からきちんとしつけておきましょう。

豆柴の飼いやすさ

成犬になっても4~6Kg程度であることから、一人暮らしの方や集合住宅の方でも飼いやすいといわれています。また、非常に賢く飼い主さんの言うことをよく聞くため、きちんとしつけを行うことで、無駄吠えなども防止することが可能です。運動量は多くお散歩は大好きなので、ストレスを溜めないように、毎日お散歩に行ってあげられうことが理想です。またダブルコート(二層構造の被毛タイプ)のため予想外に抜け毛は多いので、週1~2回を目安にブラッシングをしてあげましょう。

豆柴の寿命と気を付けたい病気

豆柴の平均寿命は12歳~15歳と言われており、通常の柴犬よりは少し短めですが、比較的長生きの部類に入るといえます。なりやすい病気としては認知症が挙げられており、特に、13-15歳以上のワンちゃんで、柴犬などの日本犬や日本犬系雑種に多く発生する傾向があることが知られています。加齢により発症することから、有効な予防法はありませんが、日ごろから頭を使うおもちゃを与える、ほかのワンちゃんと触れ合う時間を増やす、お散歩コースを変えて刺激を増やすなど、日々の楽しみや他者との接触を増やすことが効果的とされています。


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