「いま」知ってほしい!ペットのウェルネスコラムvol.3:ネコちゃんの皮膚・お耳のトラブル

知識・お役立ち 2024.7.30

「Pets always come first」を理念に掲げるペッツファーストでは、お迎えいただいた後も末永くペットの健康をサポートしています。
今月から、「いま」だからこそ知っていただきたいペットのウェルネスに役立つ情報を、毎月お届けしていきます。ぜひご覧ください。
(※当社がお送りしているメールマガジン「『いま』知ってほしい!ペットのウェルネスコラム」を一部編集して掲載しています)

目次

  1. 夏場に多い皮膚やお耳のトラブル
  2. おすすめ! おうちでできる日常ケア
  3. 異常に気が付いたら病院へ

1. 夏場に多い皮膚やお耳のトラブル

人間と異なり、ネコちゃんは全身が毛で覆われているため、皮膚自体は人間の半分以下の厚さしかなく、とてもデリケートと言われています。
暑くなるこの時期は特に高温多湿な環境によって、病原菌が繁殖しやすくなるため、皮膚にトラブルが生じやすくなります。
また、折れ耳のネコちゃんのお耳は特に蒸れやすく、気付かぬ間に外耳炎などのお耳のトラブルが起こっているケースもあります。

 

2. おすすめ! おうちでできる日常ケア

皮膚やお耳のトラブルの予防にはおうちでの日頃からのケアが重要です。
おすすめのケア方法とおすすめグッズをご紹介します♪

2-1. 皮膚トラブルの予防:ブラッシングとマッサージ

ブラッシングしながらマッサージを行うことで皮膚の新陳代謝を促し、皮膚トラブルを予防することができます。
また、この時期に活動が活発化するノミ・ダニなどの外部寄生虫の早期発見にも定期的なブラッシングが重要ですので、ネコちゃんとコミュニケーションをとりながら行ってみてください♪

2-2. お耳のトラブルの予防:お耳チェックとお掃除

週に1回程度はお耳をそっとめくって赤みが出ていないか・耳垢がたまっていないかをチェックしましょう。
汚れは見える範囲で構いませんので、コットンでやさしく拭き取ってあげてください。嫌がるときは無理せず、別の機嫌のいいタイミングに再チャレンジしましょう。
あらかじめ保湿成分などが配合されたワンちゃんのお肌に優しいコットンであれば、気になるときにさっと使えるのでおすすめです♪

3. 異常に気が付いたら病院へ

ケアを行うなかで、下記のような異常がある場合には、すでに何らかのトラブルが起きている可能性があります。

  • 皮膚やお耳に赤みやかゆみがある
  • フケやべたつきがある
  • いつもより匂いがある
  • 毛が抜けている部分やカサブタがある

こういったトラブルの中には見た目だけでは診断できず、特別な検査が必要になる場合もあります。
気になる症状がある場合にはかかりつけの動物病院さまか、お近くのペッツファースト動物病院へお気軽に足をお運びくださいね。

ペッツファースト動物病院


 
いかがでしたか?
今回は、夏こそ気を付けたい「おうちでできる! 皮膚とお耳のケア」についてお届けしました。
飼い主さまもネコちゃんも体調管理に気をつけて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。

執筆

 
ペッツファースト所属獣医師 小野絢子
日本大学を卒業。子犬・子猫の健康診断やワクチン接種、ペットショップへの往診業務の経験から、すべてのペットと飼い主さまがより幸せに、そして健康に過ごすことができるような情報発信を行なっています。

今回ご紹介したグッズ

ペッツファーストオンラインストア

ペッツファースト動物病院

ペットショップ併設の病院から高度医療機器を備えた高度医療センターまで、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県に展開。
各医院が連携することで、総合病院のような幅広いサービスを提供しています。

  • 代官山高度医療センター
  • 自由が丘医院
  • 吉祥寺医院
  • 晴海医院
  • 横浜元町医院
  • 大阪医院
  • 門真医院
  • 神戸三宮医院

ペッツファースト動物病院