「いま」知ってほしい!ペットのウェルネスコラムvol.4:ワンちゃんのおなかケア
今月から、「いま」だからこそ知っていただきたいペットのウェルネスに役立つ情報を、毎月お届けしていきます。ぜひご覧ください。
(※当社がお送りしているメールマガジン「『いま』知ってほしい!ペットのウェルネスコラム」を一部編集して掲載しています)
目次
1. 意外と多い、夏場のおなかトラブル
8月は猛暑日が続き、なかなかお散歩にもゆっくり行けませんでしたね。短時間のお散歩であっても強い日差しを浴びることで、体はストレスを感じることがあります。私たちも日々の生活やお仕事でストレスを感じた時におなかの調子を崩すことがあるかと思いますが、それと同様にワンちゃんもストレスを感じると、自律神経に乱れが生じ、胃腸の運動が低下することで下痢や軟便を引き起こすことがあります。
また、おなかには「腸内細菌」という無数の細菌が住み着いていて、食べ物の消化や吸収を助けて、いい便を出すために役立っています。腸内細菌は大きく「善玉菌(体にとっていい菌)」と「悪玉菌(体にとって悪い菌)」、そして「日和見菌(どちらの働きもする菌)」に分かれ、健康な状態であれば、これらのバランスは保たれています。
しかし、ストレスや自律神経の乱れによって悪玉菌が増加してしまい、腸内細菌のバランスが崩れると、結果的におなかの不調を引き起こすことがあります。
2. おすすめ! おうちでできるおなかケア
これを予防するためには、日頃からの「おなかのケア」が重要です。今回はおなかの健康を維持するための対策とおなかケアグッズについてご紹介します♪
2-1. 適度な運動
なかなかお外遊びができない今だからこそおうちで楽しく遊びましょう♪適度な運動することで胃腸の動きが活発化し、いい便を出すことにつながります。
もってこい遊びや引っ張り合い遊びは飼い主様とのコミュニケーションも深まりますね!
ノーズワークおもちゃはワンちゃんが一人でも楽しく遊べるのでおすすめです。
2-2. 腸活
人間でも話題の腸活ですが、ワンちゃんにもおすすめです!乳酸菌などの体にとっていい働きをする菌を意識的に摂取することで、腸内環境をいい状態に保つことができ、おなかの健康の維持につながります。「イムノファースト」は、乳酸菌はもちろんのこと、他にも免疫力のサポートもしてくれるような成分も配合しています。顆粒スティックなのでサッとご飯にもかけやすいのが特長です。
また、さつまいもなどの食物繊維は乳酸菌などの善玉菌の栄養分となり、これらを増やす働きがあるため、腸活にも適しており、おやつにおすすめです♪
こちらは国産のさつまいもと、体にいいとされる米油のみで仕上げたペット用のおやつですので、安心して与えることができますね(※与えすぎにはご注意ください)。
3. おなかケアをして、元気に秋を迎えましょう
まだまだ暑い日が続きますが、少しずつ秋が近づいています。お出かけや行楽にいい季節になりますね。今のうちからおなかのケアをして、秋の行楽シーズンを楽しみに過ごしましょう♪「いつもより便がゆるい」「ご飯を食べない」など、おなかの調子が気になるなという場合には、かかりつけの動物病院さまか、お近くのペッツファースト動物病院へご相談くださいね。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
執筆
ペッツファースト所属獣医師 小野絢子日本大学生物資源科学部獣医学科卒業を卒業。子犬・子猫の健康診断やワクチン接種、ペットショップへの往診業務の経験から、すべてのペットと飼い主さまがより幸せに、そして健康に過ごすことができるような情報発信を行なっています。
今回ご紹介したグッズ
ペッツファースト動物病院
ペットショップ併設の病院から高度医療機器を備えた高度医療センターまで、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県に展開。各医院が連携することで、総合病院のような幅広いサービスを提供しています。
- 代官山高度医療センター
- 自由が丘医院
- 吉祥寺医院
- 晴海医院
- 横浜元町医院
- 大阪医院
- 門真医院
- 神戸三宮医院