「いま」知ってほしい!ペットのウェルネスコラムvol.12:ワンちゃんの年末年始の誤飲事故対策
(※本記事は、当社がお送りしているメールマガジン「『いま』知ってほしい!ペットのウェルネスコラム」を一部編集して掲載しています)
クリスマスに大みそか・お正月とご家族や親戚、ご友人がご自宅に遊びに来るといったことも増える年末年始。そういったタイミングで気を付けなければならないのが「誤飲」です。
そこで今回は、ワンちゃんの年末年始の誤飲事故についてお伝えします。
目次
1. 誤飲事故とは
誤飲とは、本来食べてはいけないものを口にして、飲み込んでしまうことを指します。
特に好奇心の旺盛な子犬は、思いもかけないものを口にして、そのまま、もしくは嚙みちぎって飲み込んでしまうことがあります。
2. 実際に見られる事例
特に年末年始にみられる誤飲事故としてあるのが、以下のような事例です。
- ごみ箱をあさってチキンの骨や竹串を食べてしまった
- ペットを飼ったことのない来客が、食べてはいけないもの(お酒やチョコレートなど)を与えてしまった
- プレゼントやお正月の装飾品でついているリボンやひもを遊んでいるうちに食べてしまった
どれもちょっとした不注意から起こりうる事故ですが、量などによっては命に関わる場合もあります。
年末年始は動物病院も休診の場合があります。あらかじめ、かかりつけの動物病院以外でも、行くことのできる動物病院や夜間救急病院も調べておくといいでしょう。
3. ワンちゃんの誤飲事故対策
ワンちゃんの誤飲事故を防ぐには、次の2点が重要です。
- 口にしてはいけないものは、ワンちゃんの届かないところへ置く
- 口にしてはいけないものをくわえていたら、すぐに放してもらうように、普段からコマンド(指示)の練習をする
日々のトレーニングについては、ぜひ当社トレーナーにご相談 〉ください!
4. ワンちゃんも一緒に年末年始を楽しみましょう
家族みんなが集まる場では、大切な家族の一員であるワンちゃんのために、スペシャルなごはんやおやつを準備してはいかがでしょうか?
あらかじめ用意しておけば、ワンちゃんが口にしてはいけない食べ物をうっかりあげてしまうこともありません。
【bistro mot!】 かぼちゃとチキンのポタージュ(犬猫用)
国産の採れたて野菜と新鮮なお肉を使用したフレンチメニューです。 とてもやわらかく仕上げているので、硬いお肉が苦手な子や小さなお口の子、シニア期の子にもおすすめです♪(※総合栄養食の補助としてや手作りご飯へのトッピング、またはおやつとして与えてください。)
【eugreen】Premium Dish 鶏つくねと野菜のだし煮
日本料理シェフが監修した和食メニューです。59種類の栄養素を持つ沖縄県石垣島ユーグレナ(動植物の性質を合わせ持った藻)を配合し、総合的に栄養をサポートし、美味しく食べながら栄養素を取り入れることができます。食事のトッピングだけではなく、間食の代わりにもご活用いただけます。
5. 誤飲に十分注意して、よいお年を!
誤飲はちょっとした不注意で起きしまう怖い事故です。
ワンちゃんも飼い主さまも素敵な1年を過ごせるよう、今一度ご自宅の環境を見直してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
執筆
ペッツファースト所属獣医師 小野絢子日本大学生物資源科学部獣医学科卒業を卒業。子犬・子猫の健康診断やワクチン接種、ペットショップへの往診業務の経験から、すべてのペットと飼い主さまがより幸せに、そして健康に過ごすことができるような情報発信を行なっています。