「いま」知ってほしい!ペットのウェルネスコラムvol.13:ネコちゃんの年末年始の誤飲事故対策

知識・お役立ち 2024.1.6

(※本記事は、当社がお送りしているメールマガジン「『いま』知ってほしい!ペットのウェルネスコラム」を一部編集して掲載しています)

クリスマスに大みそか・お正月とご家族や親戚、ご友人がご自宅に遊びに来るといったことも増える年末年始。そういったタイミングで気を付けなければならないのが「誤飲」です。

そこで今回は、ネコちゃんの年末年始の誤飲事故についてお伝えします。

目次

  1. 誤飲事故とは
  2. 実際に見られる事例
  3. ネコちゃんの誤飲事故対策
  4. 誤飲に十分注意して、よいお年を!

1. 誤飲事故とは

 

誤飲とは、本来食べてはいけないものを口にして、飲み込んでしまうことを指します。
誤飲事故というとワンちゃんをご想像される方も多いかと思いますが、特に好奇心旺盛な子猫では、いたずらしているうちに思いもかけないものを口にして飲み込んでしまうことがあります。


2. 実際に見られる事例

実際に誤飲してしまった事例としてあるのが、以下のようなものです。

  • お正月の装飾品やプレゼントに付いていたリボンやひも
  • ごみ箱に捨ててあったチキンの骨や竹串
  • 落ちていた輪ゴムや髪ゴム

誤飲事故は時に命に関わる場合もあります。
年末年始は動物病院も休診の場合がありますので、あらかじめ、かかりつけの動物病院以外でも行くことのできる動物病院や夜間救急病院も調べておくといいでしょう。


3. ネコちゃんの誤飲事故対策

ネコちゃんが口にしてはいけないもの・食べ物や、特に興味を示しやすいひも状のものはいたずらすることのないよう、確実に届かないところへ置くように普段から心がけましょう。
ゴムやジョイントマットなどの噛み応えのあるものを好むネコちゃんもいますので、ネコちゃんがかじった形跡があれば、それ以降は使用しないようにするのが望ましいです。

お留守番中の事故を防ぐために、ペットカメラを設置し、カメラ越しに声をかけてネコちゃんのいたずらを防止することもおすすめです。
また、一人で遊ぶことのできるおもちゃもお留守番中の気分転換になり、いたずらを抑えられるかもしれません。


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お出かけ先でも安心なスマホ対応の見守りペット用カメラです。専用アプリでお留守番のペットの様子を確認できます。マイクとスピーカーも搭載のため、外出先から声をかけたり、声を聞いたりすることも可能です。

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4. 誤飲に十分注意して、よいお年を!

 

誤飲はちょっとした不注意で起きしまう怖い事故です。
ネコちゃんも飼い主さまも素敵な1年を過ごせるよう、今一度ご自宅の環境を見直してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!


執筆

 
ペッツファースト所属獣医師 小野絢子
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業を卒業。子犬・子猫の健康診断やワクチン接種、ペットショップへの往診業務の経験から、すべてのペットと飼い主さまがより幸せに、そして健康に過ごすことができるような情報発信を行なっています。

今回ご紹介したグッズ

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