ネコちゃんを飼う準備は完璧?心構え・費用・必要なものを解説

ペットと暮らす 2025.12.1

ネコちゃんを飼う準備は完璧?心構え・費用・必要なものを解説

「ネコちゃんを飼うには何から準備するの?」
「最低限必要なアイテムは?」
「お迎えするのにどれくらいの費用が必要?」

初めてネコちゃんを飼う方には、このような疑問があるのではないでしょうか。ネコちゃんを安心してお迎えするには、食事やトイレ、住環境の準備が必要です。

この記事では、ネコちゃんを飼うための準備について、フードやトイレ、住環境の整え方を解説します。また、ネコちゃんと快適に過ごすための部屋づくりのポイントについても触れています。

この記事を読めば不安が解消され、自信を持ってネコちゃんとの生活をスタートできるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

目次

  1. ネコちゃんを飼う前に知っておきたい4つの心構え
  2. 【食事】ネコちゃんを飼うための準備
  3. 【トイレ】ネコちゃんを飼うための準備
  4. 【住環境】ネコちゃんを迎えるための準備
  5. 【お手入れ】ネコちゃんを飼うための準備
  6. ネコちゃんとの暮らしが豊かになるグッズ
  7. ネコちゃんと快適に過ごす部屋づくりのポイント
  8. ネコちゃんを飼うのに必要な費用
  9. 万全の準備でネコちゃんとの新生活をスタートさせよう

ネコちゃんを飼う前に知っておきたい4つの心構え

 ネコちゃんを飼う前に知っておきたい4つの心構え

ネコちゃんをお迎えする前には、道具などの準備も必要ですが、飼い主としての心の準備も必要です。そこでまず、以下の4つの心構えについて解説します。

  1. ネコちゃんの命に最後まで責任を持つ
  2. 家族がアレルギーを持っていないか確認する
  3. 家族全員の同意を得る
  4. 生涯でかかる費用を把握する

これらの心構えをしっかり確認してから、次章で解説する具体的な準備に進みましょう。

心構え1. ネコちゃんの命に最後まで責任を持つ

ネコちゃんの平均寿命は年々延びており、約16年といわれています。適切な健康管理によって、20年生きる子も珍しくありません。長い年月を共に過ごし、最期のときまで愛情を注ぎ続けられるか、ご自身の心に問いかけてみてください。

ネコちゃんを家族に迎えると、長期の旅行や急な外泊が難しくなるなど、ライフスタイルに変化が訪れます。日々の食事やトイレのお世話はもちろん、体調を崩したネコちゃんに寄り添ってあげなければいけないときもくるでしょう。そうした変化を受け入れ、生涯にわたって責任を持つ覚悟が必要です。

また、万が一ご自身に何かあった場合(死亡、病気、介護施設入所など)に備え、愛猫を託せる人を決めておくことも重要です。信頼できる家族や友人に相談し、あらかじめ書面で約束を交わしておくとより安心できます。頼れる人がいない場合は、老猫ホームのような専門施設の利用も視野に入れておくとよいでしょう。

なお、ペッツファーストの「ほっとサポート」では、予期せぬ事情によりペットの飼育継続が困難になった場合、里親さんをお探しします。

心構え2. 家族がアレルギーを持っていないか確認する

ネコちゃんをお迎えする前に、ご自身を含め、家族がネコちゃんのアレルギーを持っていないか確認が必要です。

アレルギーは、くしゃみや鼻水、皮膚のかゆみや喘息など、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。重度の場合、命にかかわることもあるため、軽視できません。飼い始めてからアレルギーが発覚すると、ネコちゃんとの生活を続けることが困難になるケースもあります。

アレルギー体質の家族がいる場合や、少しでも不安がある場合は、慎重な判断が求められます。お迎えする予定のネコちゃんと事前に触れ合える機会を設けたり、医療機関でアレルギー検査を受けたりしましょう。

心構え3. 家族全員の同意を得る

ネコちゃんを飼う際、家族の理解と同意を得ることは、後々のトラブルを避けるために大切です。ネコちゃんとの生活は、自分だけでなく、周囲の環境にも影響を与えます。

ネコちゃんとの暮らしは十数年に及び、その間に家族構成や生活環境が変わる可能性も十分に考えられます。どのような変化があっても、家族の一員としてネコちゃんを愛し続けられるよう、関係者全員でしっかりと話し合っておきましょう。

心構え4. 生涯でかかる費用を把握する

ネコちゃんを飼うと、経済的な責任が伴うことを理解しておきましょう。フードやトイレ用品などの生活費はもちろん、病気やケガをした際の治療費など、生涯にわたってさまざまな費用が発生します。

まずはネコちゃんとの暮らしにかかる費用を把握し、無理のない計画を立てましょう。具体的な金額については、後の「ネコちゃんを飼うのに必要な費用」の章で詳しく解説します。

【食事】ネコちゃんを飼うための準備

 【食事】ネコちゃんを飼うための準備

ここからは、ネコちゃんをお迎えするために必要なアイテムを具体的にご紹介します。まずは、健康の基本となるお食事関連のグッズです。愛猫の健やかな成長のために、適切なものを選んであげましょう。

キャットフード

毎日のごはんは、お迎えする日までに必ず準備しておきたい必須アイテムです。環境の変化でストレスを感じやすいお迎え直後は、特にごはんに気を配る必要があります。
それまでいたペットショップやブリーダーのもとで食べていたものと同じフードを用意するのが安心です。急にフードを変えると、お腹を壊してしまう原因にもなりかねません。

人の食べ物はネコちゃんにとって塩分や糖分が多く、栄養も偏るため与えないでください。なかには、中毒を起こすものもあります。必ず「総合栄養食」と記載のあるキャットフードを、年齢に合わせて選びましょう。

お迎えするのが1歳未満の子猫であれば、成長に必要な栄養がバランスよく配合された子猫用のフードが必須です。

フードボウル・ウォーターボウル

ごはんを入れる器と、お水を入れる器も必ず用意しましょう。フード用とお水用で、最低でも2つは準備が必要です。

素材は陶器製やステンレス製、プラスチック製などさまざまです。ネコちゃんによっては、ヒゲが当たるのを嫌がって浅いお皿を好む子もいます。最初はどのようなタイプを好むかわからないため、比較的安価なものから試してみるのもよいでしょう。

選ぶ際のポイントは、ある程度の重さがあり安定していることです。器が動くとごはんを食べにくいため、滑り止めがついているものや、どっしりとした形状のものがおすすめです。

【トイレ】ネコちゃんを飼うための準備

 【トイレ】ネコちゃんを飼うための準備

きれい好きなネコちゃんにとって、快適なトイレ環境は重要です。心身の健康を保つためにも、清潔な環境を維持できるグッズをお迎え前に揃えておきましょう。

トイレ・砂

ネコちゃん用トイレには、大きく分けて「ノーマルタイプ」と「システムタイプ」の2種類があります。ノーマルタイプは、トレー型の容器に猫砂を敷き、砂で尿を固めて処理する最もシンプルなトイレです。

一方、システムタイプは上段がスノコ状、下段がトレー状の2段構造になっています。上段に敷いた専用の砂やチップの間を尿が通り抜け、下段にセットした吸収シートが尿を吸収します。システムタイプは、シートが尿を吸収するため毎日の処理はウンチのみで済み、シートの交換も週に1回程度が目安です。日々のお手入れの手間を少しでも減らしたい方にはシステムタイプがおすすめです。

トイレに使用する猫砂にもいくつか種類があります。それぞれの特徴を理解し、ネコちゃんの好みや飼い主のライフスタイルに合わせて選びましょう。

猫砂の種類 特徴
鉱物系 自然の砂に近い感触
尿をしっかり固めるため処理がしやすい
紙系 再生紙などが原料
燃えるゴミに出せたり、トイレに流せたりするタイプがある
木製 木材が原料
天然の木の香りで消臭効果が期待できる
シリカゲル製 乾燥剤が主成分
水分を吸収するためお手入れの頻度が少ない

最初は、ネコちゃんがもともといた環境で使われていた砂と同じ種類のものを選ぶと、スムーズにトイレを覚えてくれるでしょう。

トイレの掃除・消臭グッズ

トイレ周りを清潔に保つためには、日々の掃除が欠かせません。ウンチを処理するスコップや、汚れた際に拭き取るためのペット用ウェットティッシュなどを準備しておくと便利です。

気になるニオイ対策として、消臭グッズを活用するのも効果的です。トイレの近くに置くタイプの消臭剤や、排泄後にスプレーするタイプなどがあります。香りでごまかすのではなく、ニオイの元から分解するような成分が含まれたものを選ぶと、より快適な空間を維持できるでしょう。

【住環境】ネコちゃんを迎えるための準備

 【住環境】ネコちゃんを迎えるための準備

ネコちゃんがおうちの中で安心してリラックスできる、安全な居場所づくりも大切な準備のひとつです。お迎え初日から快適に過ごせるよう、必要なアイテムを整えておきましょう。

ケージ

ケージはネコちゃんにとって、安心できる自分だけのお部屋です。留守番のときや就寝時、来客時など、ネコちゃんが静かに落ち着いて過ごせる場所として活躍します。

お迎えしたばかりの頃は、新しい環境に慣れるまでの避難場所にもなります。トイレやベッド、お水などを中に設置できる、ある程度の広さがある2段以上のタイプがおすすめです。

ネコちゃんが成長しても使えるよう、体の大きさに合ったものを選びましょう。生活スペースと排泄スペースを無理なく分けられると、ネコちゃんが衛生的かつ安心できる環境で過ごせます。

キャリー

キャリーは、動物病院へ連れて行く際や、万が一の災害で避難する際に必要なアイテムです。いざというときにスムーズに使えるよう、必ず準備しておきましょう。

ネコちゃんによってはキャリーに入るのを嫌がる場合があります。普段からお部屋に置いておき、自由に出入りできるようにして慣れさせておくことが大切です。中に好きなおやつを入れたり、自分のニオイがついた毛布を敷いたりすると、キャリーを安全で落ち着く場所と認識しやすくなります。

ベッド

ネコちゃんが快適に眠れるよう、専用のベッドも用意してあげましょう。柔らかいベッドは固い床よりも体への負担が少ないため、健康維持につながります。特に、関節や皮膚のトラブル予防に役立ちます。

ベッドのサイズは、ネコちゃんの体がちょうどすっぽりと収まるくらいの大きさが最適です。体を丸めて安心して眠れるような、フチのあるデザインやドーム型のものを好む子が多いようです。季節に合わせて素材を変えてあげるのもよいでしょう。

【お手入れ】ネコちゃんを飼うための準備

 【お手入れ】ネコちゃんを飼うための準備

日頃のお手入れは、ネコちゃんの健康を維持するだけでなく、飼い主との大切なコミュニケーションの時間にもなります。必要なケア用品を揃えて、少しずつ慣れさせていきましょう。

爪とぎ・爪切り

爪とぎは鋭さを保つためだけでなく、自分のニオイをつけて縄張りを主張するマーキングや、ストレス解消などの役割があります。そのため、飼い主が定期的に爪切りをしても、爪とぎが不要になることはありません。

壁や家具で爪とぎをしないように、ネコちゃんが気に入る爪とぎグッズを用意してあげましょう。素材は段ボールや麻、木などさまざまで、形状も平置きタイプやポールタイプなどがあります。

好みはネコちゃんによって異なるため、いくつか試してみるのがおすすめです。

ブラシ

ブラッシングは被毛を美しく保つだけでなく、抜け毛を取り除き、毛球症の予防にもつながります。長毛種の場合は毎日、短毛種でも2〜3日に1回を目安におこないましょう。

ネコちゃん用のブラシには、抜け毛をしっかり除去できるスリッカーブラシ、被毛を整えるコーム、皮膚への負担が少ないラバーブラシ、絡んだ毛をほぐすのに適したピンブラシなどがあります。愛猫の毛質や性格に合わせて選ぶことが大切です。

ブラッシングには、スキンシップの役割もあります。まず全身を優しく撫でて毛の絡まりがないか確認し、力を入れすぎないように注意しながら、毛の流れに沿ってゆっくりとかしましょう。

デンタルケアグッズ

歯周病予防のためのデンタルケアも重要です。できれば毎日、少なくとも3日に1回は歯磨きをする習慣をつけましょう。

ネコちゃん用の歯ブラシには、小さなヘッドのブラシタイプや、指にはめて使える指サックタイプなどがあります。初めての場合は、歯磨きシートやデンタルガムといった補助グッズを併用すると慣れやすいでしょう。

歯磨きは、まず口周りを触ることに慣れさせるのがポイントです。慣れてきたら、唇を軽くめくって優しく歯の表面を撫でるように磨きます。嫌がる場合は無理をせずに短時間から始め、徐々に慣らしながら口内環境を清潔に保ちましょう。

ネコちゃんとの暮らしが豊かになるグッズ

 ネコちゃんとの暮らしが豊かになるグッズ

ここからは、ネコちゃんとの生活がより楽しく、豊かになるアイテムをご紹介します。お部屋のスペースやネコちゃんの性格に合わせて、取り入れてみてください。

キャットタワー

室内で暮らすネコちゃんにとって、上下運動ができるキャットタワーは運動不足の解消に大いに役立ちます。

ネコちゃんは本能的に高い場所が好きな動物です。周囲を見渡せる見晴らしのよい場所は、安心できるパーソナルスペースになります。窓際に置けば、外の景色を眺めるお気に入りの場所になるかもしれません。

お部屋のスペースに余裕があれば、ぜひ設置を検討してみてください。

おもちゃ

室内での遊びは運動量を確保し、狩りの本能を満たすための大切な時間です。おもちゃには、猫じゃらしやボール、電動のおもちゃなど、さまざまな種類があります。ネコちゃんは飽きやすい一面もあるため、いくつか種類を用意してあげるのがおすすめです。

これらのおもちゃは、飼い主とのコミュニケーションを深めるためのツールにもなります。一緒に遊ぶ時間を通じて絆を育み、楽しい思い出をたくさん作れるでしょう。

ネコちゃんと快適に過ごす部屋づくりのポイント

 ネコちゃんと快適に過ごす部屋づくりのポイント

ネコちゃんをお迎えする前に、以下のポイントをチェックしましょう。

  1. 窓や玄関からの脱走を防ぐ
  2. 部屋の中にある危険物を確認する
  3. 壁や床の傷・汚れ対策をする

上記のポイントを取り入れると、ネコちゃんが安全で快適に過ごせます。ここからは、それぞれのポイントを解説します。

ポイント1. 窓や玄関からの脱走を防ぐ

ネコちゃんは体が柔らかく、驚くほど小さな隙間から抜け出すケースがあります。室内で暮らすネコちゃんが外に出ると、交通事故や感染症など、命に関わる危険に晒される可能性があります。

窓や網戸に緩みがないか、玄関ドアを開けた瞬間に飛び出さないかなど、脱走の危険がある場所を徹底的にチェックしましょう。
特に網戸は、大人になったネコちゃんが力で破る可能性もあります。市販の網戸ロックを取り付けたり、玄関には脱走防止用の柵を設置したりする対策が有効です。

万が一に備え、マイクロチップ情報の登録内容を確認し、さらに迷子札も着用させておくと安心です。

ポイント2. 部屋の中にある危険物を確認する

好奇心旺盛なネコちゃんは、気になるものを見つけると口に入れる場合があります。輪ゴムやビニール袋の破片、人間の薬、アクセサリーなどの小さなものは、誤飲すると命の危険があります。ネコちゃんが口にしないよう、必ず引き出しや蓋付きの容器にしまいましょう。

観葉植物のなかには、ユリ科やポインセチアなど、ネコちゃんにとって有毒なものが存在します。お部屋に植物を置く場合は、事前に安全な種類かどうかを確認してください。

電気コードを噛んで感電する事故を防ぐため、コードにカバーを付けるなどの対策も必要です。

ポイント3. 壁や床の傷・汚れ対策をする

壁の角や柱、ソファの側面など、爪とぎをされやすい場所にあらかじめ保護シートを貼っておくと安心です。爪とぎグッズを用意していても、壁や柱、家具などで爪とぎをする可能性はゼロではありません。適切な爪とぎ場所を用意し、そこで爪とぎをしたら褒めてあげると、壁や床の傷を最小限に抑えられるでしょう。

特に賃貸物件の場合は、事前に対策しておくことをおすすめします。

ネコちゃんを飼うのに必要な費用

 ネコちゃんを飼うのに必要な費用

安心してネコちゃんとの生活を始めるためには、費用の計画が不可欠です。ここでは、「初期費用」「毎月の費用」「予防関連費用」「臨時費用」の4つに分けて、具体的な金額の目安をご紹介します。

初期費用

初期費用には、ネコちゃんのペット価格と、生活に必要なグッズを揃える費用が含まれます。

ネコちゃんのペット価格は、猫種や血統によって大きく異なりますが、一般的には20万円~30万円程度が目安です。さらに、ケージやトイレ、食器、キャリーケースといった飼育グッズ代として、平均で50,000円程度が必要になると考えておきましょう。

毎月の費用

項目 費用目安
フード代 4,000円~1万円程度
おやつ代 1,000円程度
おもちゃ 1,000円~2,000円程度
その他日用品・消耗品(猫砂、爪とぎなど) 1,000円~2,000円程度
ケガや病気などの治療費 4,000円程度
ペット保険 500円~4,000円程度
月々の費用 合計 11,500円~23,000円程度

フードのグレードや消耗品の種類によって変動しますが、合計で月に1万円~2万円程度を見込んでおくとよいでしょう。これに加えて、病気やケガをした際の治療費も考慮する必要があります。

予防関連費用

項目 費用目安
ワクチン接種費 3,000円~1万円程度(1回あたり)
フィラリアなどの予防薬 1万円~25,000円程度(年間)
健康診断 1万円~2万円程度(1回あたり)
避妊・去勢手術費 2万円~4万円程度

ネコちゃんの健康を保つには、継続的な医療費が必要です。感染症を防ぐワクチン接種は、初年度複数回、翌年以降は年1回が目安です。室内飼いでもフィラリアなどの予防薬の定期的な投与が推奨されます。

病気の早期発見のため、健康診断は若いうちは年1回、シニア期は半年に1回が理想です。避妊・去勢手術はお迎え初年度におこなわれる場合が多く、病気リスクの軽減にもつながります。

臨時費用・季節費用

項目 費用目安
ペットホテル・シッター代 3,000円~(1回あたり)
光熱費の増加分 4,000円~7,000円程度(夏・冬の月額)

上記以外にも、突発的に発生する費用や季節によって変動する費用があります。たとえば、旅行などで長期におうちを空ける場合は、ペットホテルやシッターの利用が必要になることもあります。

また、特に夏場や冬場はエアコンを付けたままにし、ネコちゃんが過ごしやすい室温を保つ必要があります。そのため、光熱費が通常よりも増加することを想定しておきましょう。

万全の準備でネコちゃんとの新生活をスタートさせよう

 万全の準備でネコちゃんとの新生活をスタートさせよう

ネコちゃんをお迎えする準備のなかで、何よりも重要なのは、最後まで責任を持つ心構えです。家族の理解を得て、生涯かかる費用を把握し、愛情を持って寄り添う覚悟を固める必要があります。

そのうえで、食事やトイレ、住環境に必要なアイテムを揃えていきましょう。爪とぎやブラシなどのお手入れグッズも、健康維持とコミュニケーションのために不可欠です。
また、窓や玄関からの脱走対策、誤飲につながる危険物の確認は、お迎え前に必ずおこないましょう。

これらの準備は、少し大変に感じるかもしれません。しかし、一つひとつ丁寧に進めると自信へと変わり、ネコちゃんを迎える大きな喜びへとつながります。万全の準備を整えて、愛情に満ちた素晴らしい新生活をスタートさせてください。

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