ペット可のレンタカー会社まとめ

ペットと暮らす 2023.05.16

目次

  1. はじめに
  2. 【ペット同乗可能】大手レンタカー会社6社
  3. 各社が定める基本ルール
  4. レンタカーに乗せる前に、以下の基本3項目はチェック
  5. 乗車中の注意点
  6. さいごに

はじめに

ペットと一緒に車でお出かけしたい!という方は多いでしょう。新幹線や電車は便利ですが、少し交通の便が悪いところに気軽に行けるという点では、車が最適かもしれません。そうはいっても、都内在住ですと車を保有していない方も多いと思います。

そんな時に一番最初に考えるのはレンタカーではないでしょうか。

必要なときに連絡して借りられるレンタカーはとっても便利。 また1日当たりの料金相場は7,000円-8,000円程度と比較的安価で借りることができることから、都心部を中心に非常に人気が高まっています。 今回は、果たしてレンタカーでペットとお出かけできるのか、という点や、レンタカーを利用する際の注意点についてお話しさせていただきます。

【ペット同乗可能】大手レンタカー会社6社

数年前まではペットの同乗を許可するレンタカー会社はほとんどありませんでした。 しかし、ここ数年のペットブームを受けてや、ペットは家族の一員であるとの考えが世間に普及してきたことを受け、近年では大手のレンタカー会社を始め、ペット同乗を許可している会社が増えています。

こちらの大手6社は公式HPにて、ペット同乗について掲載されています。

  • トヨタレンタカー
  • 日産レンタカー
  • ニッポンレンタカー
  • タイムズレンタカー
  • オリックスカーシェア
  • ニコニコレンタカー

各社が定める基本ルール

どの会社も基本的にはルールは同じです。(2022年12月時点 最新情報は各社のHPにてご確認ください。)

  • 犬と猫が基本
  • 事前予約が必須(電話で予約をしましょう)
  • 同乗料金がかかる(500円~1,000円前後)
  • 体重10kg以下(小型犬、中型犬のみが該当)
  • 70cm×90cm×75cm以下のケージに入れる
  • 車内では後部座席か床にケージを置く
  • 激しい汚損や破損は修繕費がいる
その他にも各社独自のルールはありますので、事前の確認が必要です。例えば車中での給餌や給水は不可、などが明記されている会社もあります。 また、基本的にはミニバンやワゴン限定の会社が多いのですが、なかには軽自動車もありのケースもあります。

会社ごとに少しずつルールが異なりますので、詳細は各社のHPをご覧ください。ルールを守って、楽しく、快適な旅行を楽しみましょう。

レンタカーに乗せる前に…以下の基本3項目はチェック

1. シャンプーやブラッシングを済ませましたか?

毛の抜けやすい品種では、いくらケージに入れていても毛が抜け落ちてしまうこともあります。車内のシートを汚さないように、事前にシャンプーを済ませたうえで、しっかりブラッシングをして身綺麗にしてから旅行に行きましょう。毛の飛散を防ぐには、洋服を着せることも有効です。

2. ノミダニ

出かける数日前にはノミダニ駆除用のお薬を済ませておきましょう。ノミ・ダニについては、夏前から冬にかけて、薬を用いて予防するのが一般的ですが、ノミ・ダニは人間にも寄生してしまいますので、出かける直前にはしっかりお風呂とブラッシングを済ませ、汚れを落としておきましょう。

3. トイレ

車に乗せる前にしっかりとオシッコとウンチを済ませておきましょう。車に乗り慣れていない子は、その緊張から粗相をしてしまうケースもあります。万が一の時に備えてマナーベルトを付けておいた方が安心です。また、車に乗る時間が長時間になる場合はトイレ休憩を挟むことも大切です。

乗車中の注意点

空気を入れ替える

犬や猫は臭いに非常に敏感です、車内の強い臭いは乗車後に車酔いの原因になる可能性があります。車の強すぎる臭いに車に悪いイメージを持ってしまう可能性もあります。乗車前に必ず空気を入れ替えるようにしましょう。

揺れを最小限に

揺れを最小限にする安全な運転を心掛けましょう。急ブレーキや急発進は言うまでもありませんが、急な車線変更などもケージが揺れ動き、外に出られない愛犬愛猫にとっては大きな恐怖となります。ペットが緊張やストレスから車酔いをしたり、目的地についてからでも体調を崩しかねません。走行中も愛犬・愛猫が落ち着いて過ごせるよう工夫しましょう。

休憩を適度に

車酔い予防やトイレや水分補給のためにこまめに休憩を取りましょう。片道2時間以上かかる場合は、途中休憩が必須です。定期的にサービスエリアで走らせたりおトイレをさせてあげてください。

車内の温度に注意

夏場に限らず車中は温度が上昇します。熱中症には最大限注意しましょう。夏場の場合はたった5分でも、熱中症になり命を落とす危険性があります。給水やトイレなどで仕方なくお留守番させることもあると思いますが、その際は車を日陰に置く、冷房をつけっぱなしにするなど気を配ってください。真夏に冷房を止めた車の中にペットを置き去りにすることは命にかかわります。特にワンちゃんは暑さに弱いです。夏場の車の温度はすぐに急上昇します。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

現在はペットとの同乗が許されているレンタカー会社が多数ありますが、これも飼い主さまがきちんとルールを順守してこそ成り立っているサービスです。飼い主として基本的なルールをきちんと守って、楽しいドライブをしてくださいね!


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