目次
- はじめに
- ネコちゃんが食べられる夏野菜【低カロリー編】
- ネコちゃんが食べられる夏野菜【中カロリー編】
- ネコちゃんが食べられる夏野菜【高カロリー編】
- 【必見】ネコちゃんに絶対食べさせてはいけない野菜
はじめに
今回はネコちゃんにおすすめの旬の野菜についてお伝えします。
ネコちゃんは本来肉食動物ですから、率直に言うと、野菜を食べる必要はありません。ただ、これらにはビタミンや食物繊維が多く含まれることが多く、皮膚の健康維持や便秘解消などの効果が期待できますので、栄養の補完として利用することはできます。
あまりお水を飲みたがらないネコちゃんの水分補給の手段として、旬の野菜にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。
以下では、身体によくてこの時期おすすめの野菜についてお伝えします。
ネコちゃんが食べられる夏野菜【低カロリー編】
レタス
1/4枚くらいが目安。生でも大丈夫です。シャキシャキとした歯触りが美味しいレタスは約95%が水分でそれほど栄養価は高くありませんが、ビタミンCやビタミンE、カリウム、カルシウム、食物繊維などがバランスよく含まれています。
白菜
1/4枚までを茹でて細かく刻む。白菜は成分の95%が水分でできている野菜で、おもな栄養素としては、カリウム、ビタミンKなどが含まれています。カリウムは、神経信号の伝達や心臓が正常に動くために大切な役割を果たしており、ビタミンKは血液の凝固などに役立ちます。
キャベツ
茹でて細かく刻み小さじ1程度までが目安。生は避けましょう。水分量が92.7%とほとんどが水分なんです。ビタミンUやカルシウムが豊富で、胃や腸の粘膜を丈夫にしたり、荒れてしまった胃壁を整えたりしてくれます。
トマト
大でも小でも可能。ミニトマト1/4程度の量が目安。タネは取り除いてください。抗酸化作用があるとされるリコピンが豊富で、体内で発生しすぎた活性酸素を除去する働きや、免疫力を高めて慢性疾患のリスクを下げる働きがあるといわれています。
きゅうり
細かく刻んで15g程度までが目安。生でも大丈夫です。きゅうりは90%以上が水分でできていて、ナトリウムや脂肪分が非常に少なく低カロリーです。猫もきゅうりの食感を楽しんで食べることがあるようです。また、熱中症対策の水分補給としておやつ代わりに与えることができます。
ネコちゃんが食べられる夏野菜【中カロリー編】
ブロッコリー
茹でて細かく刻み小さじ1程度まで。ブロッコリーにはビタミンCを筆頭に、ビタミンEやβカロテン、葉酸(ビタミンB9)などが多く含まれています。
にんじん
茹でてすりつぶし小さじ1程度までが目安。生はNGです。ニンジンにはβカロテンやビタミン、食物繊維が豊富に含まれています。βカロテンには強力な抗酸化作用があり、病気の予防やアンチエイジングの効果をもたらすことが出来ます。
とうもろこし
茹でて1~2粒程度ならOK。穀物アレルギーの子はNG。ビタミンBを豊富に含み、ビタミンEやカリウム、カルシウム、マグネシウム、ミネラルなどを含む栄養素の高い食物とされています。
ネコちゃんが食べられる夏野菜【高カロリー編】
じゃがいも
芽や皮には毒性あり。加熱が必須です。猫の健康を助ける栄養素でもあるビタミンCやビタミンB、カリウムが多く含まれています。
かぼちゃ
皮とタネを取り除き茹でる。大さじ1程度までが目安。カロリーは高いのですが、食物繊維やビタミンなどの栄養素が豊富で、便秘解消などに役立ちます。
さつまいも
大さじ1程度までが目安。カロリーは高いのですが、食物繊維が非常に豊富で、便秘解消に非常に効果的と言われています。
【必見】ネコちゃんに絶対食べさせてはいけない野菜
ナス
ナスには“アルカロイド”という毒性がある植物成分を含んでいるため、猫がナスを食べてしまうと下痢や嘔吐、血便といった中毒症状を引き起こす可能性があります
ピーマン
中毒起こす危険があるのは「ソラニン」という成分が含まれており、少量なら問題はありませんが、食欲不振、心拍障害、頭痛や腹痛、嘔吐や下痢などの異常が出てくることもあります。
ネギ・にら
タマネギだけでなく、ネギやニンニク、ニラなどのネギ類でも同様の成分が含まれており、中毒を引き起こします。中毒が発症する摂取量も個々のネコにより異なり、タマネギを生のまま1個食べても発症しない子もいれば、タマネギのエキスが入った汁をなめて発症してしまう子もいます。症状としては、元気がない、食欲がない、から始まり、貧血・呼吸困難・血尿・嘔吐などの症状を引き起こします。
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