原産国 |
ロシア
|
成猫時 目安体重 |
3.0kg-5.0kg |
被毛タイプ |
トリプルコート |
カラー
ブルー
公式として認められている毛色は「ブルー」1色のみです
目次
- ロシアンブルーの起源
- ロシアンブルーの特徴
- ロシアンブルーの性格
- ロシアンブルーの飼いやすさ
- ロシアンブルーの寿命と気を付けたい病気
ロシアンブルーの起源
誕生の地はその名の通りロシアで、自然に生まれた猫が起源であったといわれています。はっきりしたことはわかっていませんが、ロシア皇帝にも寵愛され「猫の貴公子」や「ロシアの貴公子」などと呼ばれていたという言い伝えも残されています。ロシアから海外に出るようになったのは19世紀半ばになってからで、1860年代に北極圏に近いアルハンゲリスクの港からイギリスに向かう商船の中に、ロシアンブルーが乗っていたといわれています。
ロシアンブルーの特徴
光沢のある短いブルーの被毛と、エメラルドグリーンの大きな目が特徴です。スリムでしなやかな体つきをしています。大きくぴんと張った凛々しい耳と、鼻筋が通った整った顔で優雅に歩く姿は、ロシア皇帝や英国女王などにも愛されたという話も納得です。また、少し上に上がったような口元は、微笑んでいるような表情にもみえることから、ロシアンスマイルと呼ばれています。
ロシアンブルーの性格
家族のことが大好きで、とっても甘えん坊です。非常に頭が良いので、飼い主さんの行動や言葉から、多くのことを理解してくれます。飼い主さんに忠実な一方で、プライドが高く警戒心が強い面もあり、初めて会う人には見向きもしないなどクールな面もあります。飼い主さんには全幅の信頼を置く一方で、怖がりで繊細な気質を持っているため、騒がしい環境や環境の変化などに対しストレスを感じやすいといわれています。
ロシアンブルーの飼いやすさ
「ボイスレスキャット」と言われるほど鳴くことが少ないため、マンションなどの集合住宅でも一緒に暮らしやすいといえるでしょう。非常に賢く、「ダメ」「ご飯」「遊ぼう」など、人間の言葉をよく理解するため、しつけはしやすいといわれています。短毛ですがダブルコートなので、抜け毛は非常に多いです。特に換毛期はごっそりと毛が抜けるため、小まめなブラッシングは欠かせません。大人しい性格ながら、運動量は多く非常に活発なため、キャットタワーを設置するなど、室内でもたくさん運動できるように工夫しましょう。
ロシアンブルーの寿命と気を付けたい病気
ロシアンブルーの平均寿命は10歳~13歳と言われており、他の品種に比べると比較的寿命が短いといわれています。なりやすい病気としては、糖尿病が挙げられます。遺伝やストレスも関係していると言いわれていますが、生活習慣などによって全ての品種で発症する可能性があります。肥満は糖尿病にかかるリスクを非常に高めますので、日頃から体重管理には十分気を付けましょう。そのほか、尿路結石症や膀胱炎になりやすい傾向があります。特に冬場は飲水量が減り発症のリスクが高まりますので、水分をたくさん取らせ、おしっこの回数と量を増やすよう気を付けましょう。
ロシアンブルー一覧