原産国 |
イギリス |
成犬時 目安体重 |
5.0kg-6.0kg |
被毛タイプ |
ダブルコート |
人気のカラー2種
ブラックタン
レッド
目次
- ノーフォークテリアの起源
- ノーフォークテリアの特徴
- ノーフォークテリアの性格
- ノーフォークテリアの飼いやすさ
- ノーフォークテリアの寿命と気を付けたい病気
ノーフォークテリアの起源
19世紀後半、イギリス東部のノーフォーク州で誕生したノーフォークテリア。この犬種は小型のアイリッシュ・テリアやボーダー・テリア、グレン・オブ・イマール・テリアなどを掛け合わせて作り出されたと言われています。当時は小型のテリア種が少なく、狩猟関係者はもちろんのことケンブリッジ大学の学生からも愛されたことで、知られています。
ノーフォークテリアの特徴
固めの被毛、短い足、垂れた耳が特徴のノーフォークテリア。最も小さなテリアの一つで脚が短く、全体的にコンパクトな体をしていますが、もともと猟犬として活躍していたこともあり、骨格や体格はしっかりしており非常に筋肉質な体型をしています。被毛はワイヤーコートと呼ばれる固いタイプで、体に密着して生えています。これは薮などに入って狩をするときでも、体が傷つかないように守る役割があると考えられています。
ノーフォークテリアの性格
とても活発で明るい性格をしています。遊ぶことが大好きでいつでも元気いっぱいです。もともと猟犬であったことから非常に堂々としています。外では非常に強気で、自分より体が大きな犬に対してもお構いなしの怖いもの知らずの性格ですが、家族に対してはとっても甘えん坊で、非常に愛情深いです、少々頑固な点があるため、幼いころから一貫としたしつけを行う必要があります。
ノーフォークテリアの飼いやすさ
平均体高25~26cmほどの小さな体をしています。小型犬サイズですので、マンションでも難なく飼育できることが魅力です。もともと狩猟犬だったことから、動くものや飛ぶ鳥などを追いかける習性は色濃く残っていますので、他の犬種に比べてきちんとしつけを行う必要があります。ただ、非常に頭はよく訓練性は高いので、きちんとトレーニングを行えば問題ありません。固い被毛はダブルコート(二層構造の被毛タイプ)のため、抜け毛は多いです。週1~2回を目安にブラッシングをすることに加え、定期的にブラッキングと呼ばれる被毛を抜くお手入れをしてあげることが望ましいです。身体は小さいですが運動量が多い犬種のため、毎日のお散歩は必須となります。
ノーフォークテリアの寿命と気を付けたい病気
ノーフォークテリアの平均寿命は12歳~15歳と言われており、小型犬としては平均的な寿命といえます。また、テリア種には皮膚の病気にかかる子が多いと言われています。定期的なブラッシングとブラッキングを心掛けることに加え、皮膚をしきりにかくなどの異常がみられたら早めに動物病院に連れて行きましょう。また、他の小型犬同様に、僧帽弁閉鎖不全症を代表するような心臓病になりやすい傾向があります。初期の心臓病はなかなか症状が出づらい傾向があるので、定期的に心音を確認したもらうなどを心掛けましょう。
ノーフォークテリア一覧