vol.3:先住犬が新しい子に興味を示し始めたら、そこで初めて短時間ずつ触れ合いをさせる

多頭飼い先輩に聞いてみた! 2023.05.26

飼い主さまプロフィール

頭数 3頭
品種 チワワ6歳、ペキニーズ3歳、チワワ1歳半
多頭飼い歴 20年

目次

  1. 多頭飼いをしようとしたきっかけ
  2. 多頭飼いで苦労したこと
  3. 多頭飼いになってよかったこと
  4. 先住犬との相性は?
  5. これから多頭飼いをするみなさんへ一言アドバイス

―まず、2頭目以降を迎えようと思ったきっかけを教えてください。

初めて多頭飼いになった時は、一番初めに飼育していたチワワと母の友人が飼っていたチワワとの間に赤ちゃんができたためなのです。そのため、一気に4頭の多頭飼いになりました!

そこから多頭飼いの楽しさ、素晴らしさに気付き、初めてワンちゃんを飼い始めた14歳の時から数えると、計9頭のワンちゃんたちと暮らしてきました。一番頭数が多い時で、5頭の多頭飼いをしていました。

―実際に2頭目以降を迎えてみてどうでしたか。

我が家はお家で生まれたことで急に多頭飼いになったので、それこそ苦労の方が多かったですが、やはり可愛さには敵いません! みんなそれぞれ性格が違うので、毎日見ていても本当に飽きないですね。

―多頭飼いになって大変だったことは何でしょうか。

やはり、お散歩と健康管理ですね。
今でこそ3頭なのでそこまで苦労はありませんが、5頭いたときは、それぞれ歩くペースに併せてお散歩の組み合わせを決めて行っていました。

健康管理面では、誰かが体調不良になると、うつってしまう可能性があるので、すぐに気が付いて、少しでも怪しいと感じたら隔離するようにしています。

―多頭飼いになってよかったことは何でしょうか。

我が家はお留守番が多い家なので、1頭だと寂しいお留守番も、多頭飼いになることによって、くっついてお昼寝したり、時には遊んだりしてくれる点でしょうか。仕事で家を空けている罪悪感が少し薄れます。それでも可愛いので、頑張って早く帰宅するようにしていますが…(笑)

―年齢が異なる子に対して、フードはどのように分けていますか。

シニアのワンちゃんがいる時はシニア用のご飯を用意していますが、我が家は基本的にその子その子の体質に合ったフードをあげています。現在は3頭とも違うフードです。

―多頭飼いでのごはんをあげる時の工夫、しつけ、悩みなどはありますか。

先住犬たちが、後からお迎えした子たちへお家のルールなどを教えてくれるので、基本的にしつけには手がかからなかったですね。

上の子が苦手なことは、下の子に教えることで、競争意識を持たせながらトレーニングを行ったりしていました。

―ずばり、一番皆さんが気になる点だと思うのですが、先住犬との相性はどうでしたか。

新しい子がお家に来たばっかりの時は、先住犬もビックリしたようで神経質になっていました。そのため、先住犬が新しい子に興味が出てくるまでは、先住犬が見ている前で、新しい子をかまいすぎないようにしています。新しい子にこちらから声をかけたりすることも控えていました。

新しい子も、お家に慣れる時間が必要なので、1週間ぐらいはお家の中の時間の流れだったりを覚えてもらうようにしています。

少し時間が経ち、ようやく先住犬が新しい子に興味を示し始めたら、そこで初めて短時間ずつ触れ合いをさせるということを徹底していますので、我が家の歴代ワンコさん達はみんな仲良しです。我が家はどの子も平均2週間~1ヶ月くらいで仲良くなりましたよ。

―これは用意しておいた方が良いなどのグッズはありますか。

サークルや、おトイレなどの基本的な用品はそろえておくことをお勧めします。

―多頭飼いを検討している方、悩んでいる方へ一言アドバイスをお願いします

多頭飼いは、慣れるまでに大変な部分もありますが、大変な時期が過ぎるとお迎えしてよかったなと思う部分が非常に大きいですよ。3頭分の幸せと笑いをたくさんもらっています。

編集後記

今回の多頭飼い先輩さんは赤ちゃんが産まれたことで多頭飼いに!先住犬がしっかり指導してくれるんですね!きちんと犬世界のルールも先輩たちが教えてくれているのかなと思います。
また、新しい子に先に構うのではなく、先住犬を絶対優先にしているとのこと。これが多頭飼いのコツかもしれませんね!

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