vol.4:猫たちの表情が豊かになった!

多頭飼い先輩に聞いてみた! 2023.05.26

飼い主さまプロフィール

頭数 8頭(すべて猫)
品種 すべて雑種:13歳、11歳、8歳、8歳、6歳、3歳、3歳、1歳
多頭飼い歴 11年

目次

  1. 多頭飼いをしようとしたきっかけ
  2. 多頭飼いで苦労したこと
  3. 多頭飼いになってよかったこと
  4. 先住猫との相性は?
  5. これから多頭飼いをするみなさんへ一言アドバイス

―まず、2頭目以降を迎えようと思ったきっかけを教えてください。

祖父母の家で猫を飼っていて、猫への憧れがあったからです。ずっと自分でも猫を飼いたいと考えていました。

―実際に2頭目以降を迎えてみてどうでしたか。

1匹目と2匹目は、最初1年くらいは全く仲良くなかったんですよ。3匹目と4匹目が来てから、今までとは打って変わって仲良くなりました。今では一緒に寝たり、毛づくろいしあったりしています。

―多頭飼いになって大変だったことは何でしょうか。

やはりトイレの量が増えたことでしょうね。
頭数+1個が理想との事で、家の中がトイレだらけです。トイレの管理は少し大変になりました。

―多頭飼いになってよかったことは何でしょうか。

猫たちの表情が豊かになったことです!
毛づくろいし合って相手が気持ちよさそうに目を細めていたり、逆にじゃれあって瞳孔が開いていたり。(笑)本当に見てるだけで飽きないですよ。

―年齢が異なる子に対して、フードはどのように分けていますか。

シニアと成猫で区別はしてます。
たまにお互いが残したご飯を食べてますが、まあいいかなと。そこまで神経質に管理はしていません(笑)

―多頭飼いでのごはんをあげる時の工夫、しつけ、悩みなどはありますか。

シニアの猫ちゃんはゆっくり食べるので、1番最初にあげて、みんなと食べ終わるのが一緒になるように調節してます。あと、仲の悪い子達はなるべく距離を開けてお皿を置くようにしてます。

―ずばり、一番皆さんが気になる点だと思うのですが、先住猫との相性はどうでしたか。

猫同士相性はあります。ただ、相性が悪かったからと言って特に困ったこともないです。 せいぜい目を合わせると威嚇するくらいです。
夜は猫も一緒におやすみモードに入るんですが、その時だけ仲が悪い子同士は部屋を別にしてあげています。

―先住猫と仲良くなるのにかかった期間はどれくらいですか。

1〜2ヶ月で慣れてくれました。
最初はどうしても本能でシャーと言ってしまうんですが、匂いがついたり、じゃれあったりしてる間に仲良くなっていきましたね。

―これは用意しておいた方が良いなどのグッズはありますか。

猫を多頭飼いとなると、気になるのが毛玉吐きだと思います。
もし毛玉を吐いてしまってもそこだけ洗えるように、敷き詰めるマットを使用しています!

―多頭飼いを検討している方、悩んでいる方へ一言アドバイスをお願いします

最初は相性が気になると思いますが、せいぜい威嚇する程度で大きな問題には発展しないケースがほとんどです。結果的に相性が良くても悪くても、猫たちの表情の変化や面白い行動などが見れますし、1頭でずっと眠って過ごしているより、刺激になってよかったかなと。お迎えして良かったと思えるはずです!

編集後記

8頭も飼われている大ベテランの多頭飼い先輩のお話、「相性が悪いからといって特に困るということもなく、においがついてきたりしてその内慣れてくると仲良くなってくる」というのも納得できますね!

相性はもちろん大事ですが、猫たちのペースに任せるというのも大事かと思います。
また、敷き詰めるマットも確かに汚れてしまったところだけ洗えたり、交換したりできるので便利!ぜひ参考にしてみてください! ちなみに個人的にはみんなが並んでご飯を食べている後ろ姿とっても好きです♪

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