vol.11:お留守番のときに1頭だと寂しいかなと思い、お迎えしました

多頭飼い先輩に聞いてみた! 2023.05.26

飼い主さまプロフィール

頭数 3頭
品種 マンチカン5歳、ロシアンブルー3歳、ミヌエット1歳
多頭飼い歴 3年

目次

  1. 多頭飼いをしようとしたきっかけ
  2. 多頭飼いで苦労したこと
  3. 多頭飼いになってよかったこと
  4. 先住猫との相性は?
  5. これから多頭飼いをするみなさんへ一言アドバイス

―まず、2頭目以降を迎えようと思ったきっかけを教えてください。

お留守番の時に1頭だと寂しいかなと思ったことがきっかけです。一番上のミヌエットが甘えん坊なのですが、仕事で留守の間ずっと一人ぼっちで過ごさせることに罪悪感を感じ、相性が良い子を兄弟としてお迎えしてあげたいと考え、探しました。

―実際に2頭目以降を迎えてみてどうでしたか。

お留守番の時の心配も減りましたね。一緒に楽しそうに遊んでいる姿を見ると、本当に迎えてよかったと思います

―多頭飼いになって大変だったことは何でしょうか。

トイレの掃除の回数が多くなったことと、抜け毛の量が多くなったことでしょうか。やはりこの2点は、多頭飼いになって大変になりました。

―多頭飼いになってよかったことは何でしょうか。

猫たちの運動量の増加ですね。1頭のみのときはやはり退屈だったのか、昼間ずっと寝ていることもあり、エネルギーが有り余って夜寝てくれなかったです。今では遊び相手がいることで、もちろん走り回ることもありますが、夜も寝てくれるようになりました。 そのほか、仕事などで家を空け、留守番をさせていることへの罪悪感が軽くなりました。

―年齢が異なる子に対して、フードはどのように分けていますか。

それぞれ、ご飯の置き場所を変えています。

―多頭飼いでのごはんをあげる時の工夫、しつけ、悩みなどはありますか。

ミヌエットが穀物アレルギーのため、ほかの2匹のご飯を食べてしまうと下痢になってしまいます。ミヌエット自身、あまり高い所へ登れないため、ミヌエットのご飯は床に、ほかの2匹のご飯はミヌエットが登れないカウンターに置いています。
ある程度、自分のお皿や自分のご飯は分かっているようで、そこまで他の猫のご飯を取りに行ったりはしません。

―ずばり、一番皆さんが気になる点だと思うのですが、先住猫との相性はどうでしたか。

最初は仲良くなるか不安になるくらい威嚇し合っていましたが、今は仲良く3匹で追いかけっこしています。

―先住猫と仲良くなるのにかかった期間はどれくらいですか。

早くて4日、長くかかって1ヶ月かかりました。

―これは用意しておいた方が良いなどのグッズはありますか。

キャットタワーなどの先住猫が逃げられる場所と、後から来た子にはケージがある方がいいです。

―多頭飼いを検討している方、悩んでいる方へ一言アドバイスをお願いします

最初は多頭飼いに対して不安がありましたが、お世話の負担は大したことなかったです。一番心配だった相性も、長いときも1カ月ほどで仲良くなりました。

これからお迎えを考えている方も、時間をかけて猫ちゃんたちがお互いにゆっくりと距離を縮めるのを待ってあげて欲しいです。そこに人間が介入してしまうと、仲良くなれなくなってしまう可能性が出てきます。気長に、少し放っておくくらいの方が良いと思います。仲良くなれば、今まで可愛かった光景が2倍、3倍とより可愛くなりますよ。

編集後記

どうしても仕事や用事で、ペットをひとり残して外出しないといけないときってあると思います。みなさん、「大丈夫かな」「心配だな」「寂しくないかな」など、思ったことがあるのではないでしょうか。また、残していく『罪悪感』も感じたりする方もいらっしゃるでしょう。
今回の多頭飼い先輩は、ネコちゃんを多頭飼いすることで、ネコちゃん同士で遊んでくれるようになったため、留守番させてしまうときの気持ちが軽くなったようです!飼い主さんのメンタル的にもとても良いですね。とはいえ、やっぱり可愛いし、可愛い光景が2倍、3倍なので、留守番時間を短くするためにみんな早く帰ろう!となるかも…♬

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