vol.14:2頭目を決める時は、先輩犬の性格を理解して決める

多頭飼い先輩に聞いてみた! 2023.05.26

飼い主さまプロフィール

頭数 2頭
品種 ポメラニアン6歳、ポメラニアン5歳
多頭飼い歴 20年ほど

目次

  1. 多頭飼いをしようとしたきっかけ
  2. 多頭飼いで苦労したこと
  3. 多頭飼いになってよかったこと
  4. 先住猫との相性は?
  5. これから多頭飼いをするみなさんへ一言アドバイス

―まず、2頭目以降を迎えようと思ったきっかけを教えてください。

今の仔以前から常に2頭いるのが当たり前だったのです。以前の仔が17歳で永眠したことでシーズーが1頭のみになりました。15歳になって寂しそうだったこともあり、ポメラニアンの女の子を1歳の時に迎えました。歳が離れていたのでケンカになることもなく、すぐに仲良くなりましたよ。その後シーズーは16歳で永眠しましたが、しばらくたって6ヶ月違いで2歳のポメラニアンを引き取りました。

―実際に2頭目以降を迎えてみてどうでしたか。

また賑やかになって楽しいです!常に多頭飼いなので、1頭とどう違うかはそこまでわかっていないのですが、刺激が増えることで明らかに元気になる気がします。

―多頭飼いになって大変だったことは何でしょうか。

性格の違いをはやく見つけて、しつけをすることが大変でした。本に書いてあるようなしつけの方法は全頭に通用するとは限りません。その子の性格を分かったうえで、きちんと接するように心がけています。 吠え癖や拾い食いなど、悪いことはなんでも競うようにマネするので、危険なこと、やってはいけないことはきちんと教え込むようにしています。

―多頭飼いになってよかったことは何でしょうか。

よかったと思う点が多いです! 長時間留守にしなければならない時も、犬同士遊んでくれることで寂しさは減ると思いますし、安心して出かけられますね。また、先輩犬には悪戯をしないようにしつけをしているので、後輩犬はおそらく、その行動を見て良い行動をしているのだと思います!

―多頭飼いでのごはんをあげる時の工夫、しつけ、悩みなどはありますか。

年齢は近いのでフードは同じものをあげていますが、何事も先輩犬からを徹底しています。 ごはんも、ブラッシングもハーネスの取付など様々なことで先輩犬からすることで、ある程度上下関係ができています。

―ずばり、一番皆さんが気になる点だと思うのですが、先住犬との相性はどうでしたか。

最初の日から警戒はなかったと思います。犬種も同じで年齢が近いということで相性がよかったみたいです。お互い興味津々で挨拶をして、すんなり仲良くなりました。相性が悪かったらどうしようという不安はあったので、あまりのスムーズさにこちらが拍子抜けしました(笑)

―多頭飼いを検討している方、悩んでいる方へ一言アドバイスをお願いします

ペットの相性はとても大事です。2頭目を決める時は、先輩犬の性格を十分に理解してから決める方が良いかと思います。

また、本来犬は群れで行動する本能があると思います。なので、何事も先輩犬を優先に扱うことが大事です。後輩犬はその行動を見ることで、犬たちの関係も上下関係が出来、良くなっていくと思います!

編集後記

「何事も先輩犬から」これが上下関係をつくるコツとのこと!多頭飼いになるときは、先輩犬の性格を理解して、先輩犬にまずは寄り添ってあげましょう♪そこから2頭目を検討するのが良いみたいですね!

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