【ネコちゃんをお迎えになられた方へ】お家に行ってからの最初の体調管理
目次
1. おうちにいってからの最初の飼育方法
ネコちゃんは環境の変化に敏感な生き物です。大きなストレスが原因で思わぬ病気を引き起こすことがあります。特にお渡し後2週間はストレスを感じる時期になりますので、この間に遊ばせ過ぎたり、構い過ぎることは厳禁です。
これらが原因で体力を消耗し、食欲低下や病気に対する免疫力の低下から感染症の発症や下痢、嘔吐を引き起こします。必ずご自宅に、動く範囲が制限でき、高さのあるサークルを用意していただき、2週間はサークルから出さないでください。
2週間が経ちましたら、1日目は10分、2日目は20分…と遊ぶ時間を増やしてあげてください。
この時、床の上で自由に遊ばせるのではなく、飼い主さんの膝の上で抱っこをしてあげることで、飼い主さんの膝の上が安心できる場所と覚えるので抱っこが大好きな子になってくれます。
2. 体温調節について
子猫は体温調節が上手にできません。体温を保つことは小さい子には体力消耗に繋がります。私たちが暖かく感じていても小さく丸まっているようであれば寒がっていますので暖かくし、人間の『くるぶし』あたりで感じる温度に気を付けてあげてください。
【ネコちゃんの標準体温38.0~39.4℃ ※個体差により前後することがあります。】
保温方法
- 市販のドーム型のふわふわベッドは保温に優れています。
(ネコちゃんは狭くて暗い場所を好む子が多いです) - ペットヒーターを使用し保温してあげてください。
- ペットボトルに熱めのお湯を入れ湯たんぽにし、タオルやブランケットで包んでください。(湯たんぽは冷めると体温を奪われてしまう可能性がある為、注意してください)
- 契約時にお渡しするペットボックスを寝床にしてもOKです。
3. 暑さ対策について
ネコちゃんは比較的暑さには強いですが、水分補給と風通しの良い場所で飼育してあげてください。体が熱くなっていたり、ハアハアと口で呼吸をするようであれば冷やしてあげてください。- 直射日光を避け、日陰にサークルを置いてください。
- 冷房をつける際は、直接風が当たらない場所にサークルを置いてください。(冷たい風が下にたまるので、設定温度は冷房27℃前後が適切といわれています)
- ペットボトルを凍らせて、タオルで包んでください。(包んでいないと体が濡れてしまいます)