多頭飼いをするにあたって、事前に購入しておきたい必須アイテム4点
目次
はじめに
良い点も大変な点もある多頭飼いですが、家族が増える喜びはどんな苦労にも代えられないものです。今回は多頭飼いを前向きにお考えの皆さまのために、多頭飼いをするにあたって必要な準備、事前に購入しておいた方が良いものについてご紹介します。
事前に購入しておきたい必須アイテム4点
1. ケージ
多頭飼いを決めたら、迎え入れる前に新入りペット用の空間をきちんと用意してあげましょう。先住ペットを普段からケージに入れていない場合や、ゆくゆくはこの子も室内でフリーにするつもり、という場合でも、新たにお家に迎えていれてから最低1か月はケージ内にて生活させるようにしてください。
新たに迎えられた子は、慣れない環境に恐怖や不安を感じています。
できるだけ静かな場所にケージを用意して、その中に入れて落ち着かせてあげてください。ケージに布や毛布などをかけて暗くしてあげると、なお良いでしょう。
また、新たに迎えるペットのワクチン接種が済んでいない場合は、先住ペットとの直接的な接触は避ける必要があります。 2頭を対面させるときには、ケージ越しに顔を合わせたり、飼い主さんが子犬/子猫を抱っこして、お尻のにおいを嗅がせる程度にとどめておきましょう。
ワクチン接種がすんでからも、先住ペットのいる部屋にいきなり放すことはNGです。 子犬/子猫と、成犬/成猫では、体格も全然異なりますし、興奮から走り回り怪我をしてしまう、怪我をさせてしまう可能性もあります。
2頭を初めて対面させる際には、まずは子犬/子猫をケージに入れ、先住ペットとケージ越しに会わせます。ケンカになったりしないことを見極め、少しずつ一緒に遊ぶ時間を作っていくようにしましょう。双方が慣れるまで、遊ぶときは必ず飼い主さんが見守るようにしてください。
2. 専用トイレ
多頭飼いを始める場合、トイレの設置場所やトイレの数などに気を配る必要があります。 トイレの数が足りていなかったり、設置場所が悪かったりすると、ペットにとって大きなストレスとなってしまいます。ワンちゃんもネコちゃんもとっても綺麗好きで、汚れたトイレでは用を足せないというデリケートな子が多いです。
ペットの数が増えると、それだけトイレが汚れるスピードも早くなりますが、仕事や学校などで日中家を空けている場合は、こまめに掃除をすることは難しいでしょう。しかし、トイレが余分に設置してあれば、自分専用のトイレが汚れてしまっても、余分に設置してあるトイレに行けばよいため、ペットにストレスを与えずに済みます。
3. 専用食器（食事用、水飲み用）
フードやお水は大きな容器にまとめて盛り付けたりせずに、ペットの数だけ揃えて一頭ずつ適切な量を与えてください。また、与え方にも注意が必要です。一方が食欲旺盛で、ほかの子のフードを横取りしてしまう場合などは、別々の部屋で食事を与えたり、それぞれのケージ内で食事を与えましょう。焦って食べると、フードが喉に詰まり窒息してしまう恐れがあります
4. 年齢や健康状態に合わせたフード
多頭飼いを始めると少しでも節約をしようと、大きなフードをまとめ買いする方がいらっしゃるのですが体格差があるうちは極力避けましょう。成長段階によって必要な栄養素は変わってくるので、同じフードを与えるよりは、年齢や健康状態に合わせたフードを与えるようにしてください。 全年齢用のフードも販売されていますが、避妊去勢手術の有無やペットの体重などによっても細かなケアが必要となるため、その子に最適なフードを与えてあげるようにしてくださいね。
さいごに
いかがでしたか。今回は多頭飼いを始めるにあたって必要な準備や事前に購入しておいた方が良いものについてご紹介いたしました。新たにペットを迎えるにあたっては、いろいろと必要なものも多く出費もかかりますが、それ以上に幸せを感じる瞬間がたくさんあるはずです。 焦ることなくじっくり、ゆっくりと多頭飼いライフを作り上げていきましょう。
