| 原産国 |
メキシコ |
成犬時
目安体重 |
２.０kg-３.５kg |
| 被毛タイプ |
ダブルコート |
代表的なカラー６種
クリーム
フォーン
チョコレートタン
ブラックタン
ブラックホワイト
ブルー
目次
- ロングコートチワワの起源
- ロングコートチワワの特徴
- ロングコートチワワの性格
- ロングコートチワワの飼いやすさ
- ロングコートチワワの寿命と気を付けたい病気
ロングコートチワワの起源
原産国はメキシコといわれています。9世紀頃には既に「テチチ」と呼ばれるロングコートチワワの原種が生息しており、マヤ文明の遺跡などで遺骨が発掘されています。一時期テチチは絶滅したと考えられていましたが、1850年に発見されアメリカに持ち帰られました。その後、ミニチュアピンシャーなど小型のスパニエル系との交配から、現在のような小さなサイズに固定化されました。当時のチワワは現在のスムースコートチワワの姿に似ています。ロングコートチワワは当時のチワワ（スムース）に、パピヨンやポメラニアンなどの長毛種を交配させるなかで、現在の姿に近づいていったといわれています。
ロングコートチワワの特徴
柔らかくまっすぐ、ウェーブのかかった長毛で、耳の縁の飾り毛が優雅な印象のロングコートロングコートチワワ。世界で一番小さな犬として有名で、サイズとその性格から老若男女どの世代からも高い人気を誇っています。また、通称アップルヘッド（頭のてっぺんが丸くて、中央が隆起した形のこと）と呼ばれる頭の形が特徴ですが、これは脳が発達したことが原因だといわれており、知能指数が高い理由ともなっています。小さいながら、人間の言葉をよく理解するなど、非常に頭が良いです。また、カラーが最も多い犬種としても知られており、バリエーションがとっても豊富です。ベースの色が同じでも細かい色の入り方によって全く印象も異なるので、オンリーワンの子を見つけることができるでしょう。
ロングコートチワワの性格
飼い主さんのことが大好きで愛情深い性格をしています。抱っこをしてもらったり撫でてもらうことが大好きで、とっても甘えん坊です。身体が小さいこともあり、少々臆病で用心深い面もありますが、人見知りなのは最初だけ。一度打ち解けると一気に仲良くなる、というタイプの子が多いため、多頭飼いにも向いているといわれています。
ロングコートチワワの飼いやすさ
小柄な身体でそれほど多くの運動量を必要としないため、一人暮らしの方や集合住宅の方でも飼いやすいといわれています。良く吠える印象を持たれがちですが、非常に賢いためきちんとしつけを行うことで無駄吠えは防止することができます。ダブルコート（二層構造の被毛タイプ）のため抜け毛は多いので、週1～2回を目安にブラッシングをしてあげましょう。
ロングコートチワワの寿命と気を付けたい病気
ロングコートチワワの平均寿命は11歳～15歳と言われており、小型犬としては平均的な寿命といえます。また、小型犬のため、関節が弱い子が多く、通称パテラと呼ばれる膝の骨がずれてしまう病気になりやすい傾向があります。そのほか、気管虚脱という気管が変形してしまい呼吸が出来なくなる病気も多くみられます。遺伝が影響していると考えられており、明確な予防法はわかっていないのですが、お散歩中はリードを引っ張らないことや、首回りを圧迫しないように肥満にさせないようにするなど、小さなころから気を付けましょう。
チワワ（ロング）一覧
